企業理念・教育コンセプト
人間大事の教育
1977年奈良の地で塾創設以来、ケーイーシーは一貫して「人間大事の教育」という企業理念に基づき社会で求められる力を育む教育指導をひたむきに行ってきました。
塾として子どもたちの学力を引き上げ、受験を成功に導くことはもちろんのことです。それだけではなく、人として大切な他人を思いやる優しさの心や道徳心を持ち、自主・自立したこれからの社会の発展を担う人材の育成に寄与する「人間大事の教育」を行う塾であり続けることが、奈良の塾でオンリーワンの存在である私達ケーイーシーのアイデンティティです。
10年先・20年先にも続く自信を育てる
社会で求められる力
受験を乗り越え、そして実社会に出てからも力強く前に踏み出し続けるため必要な力は、学力だけではありません。例えば就職活動において、企業が採用にあたって重視する点の上位3項目は「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」となっています。これらは塾や学校で勉強をして身につく力ではなく、子どもたちが成長の過程で経験する成功体験に基づく『自信』によって磨かれるものばかりです。
本物の自信を育むケーイーシーの教育指導
自信とはどのように育まれるのでしょうか。自信の根源とは『自己肯定感』と『自己効力感』だと言われています。
- 「次はこう変えたらうまくいく」という気付き
『自己肯定感』とは、ありのままの自分を肯定的に捉えること、また目標や将来に向けて頑張ろうと思える感覚のことです。自信の根源である「自己肯定感」を育むには、生徒が何か失敗した時に、できなかったことだけを指摘するのではなく、その中でもできていることをきちんと伝えること、「次はこう変えたらうまくいく」という気付きを生徒自身に与えることが重要だと私たちは考えています。
- 行動に移せば必ずできるのだという経験
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二つ目の『自己効力感』とは、何らかの課題に直面した際、「自分には必ず実行できる」という期待を自分自身に持てる感覚のことです。「自己効力感」を育むためには、自分の「目標・計画・行動・結果・成長」としっかり向き合える環境を作ってあげることが大切でしょう。ありのままの自分を認め、行動に移せば必ずできるのだという経験を少しずつでも積ませることが自信を身につけることに繋がるのです。
KECグループでは、受験勉強を通して、その「自信」を育みます。目標に向かって自らの意思で勉強の計画を立てて、それを実行し、間違えた問題は、解き直すことで改善を繰り返すという「G-PDCAサイクル」の学習習慣を身につけるための指導を行っています。 - 困難な時に、生徒自身が考え、頑張り、その壁を自身の力で乗り越えること
「問題ができるようになるまで、夜遅くまで指導する」「先生が手とり足とりすべてフォローする」「先生が生徒の志望校を一方的に決めてしまう」これらは学習塾が自塾の合格者数を増やすためには最善の方法かもしれませんが、生徒の将来のことを考えた時に、必ずしも良いことばかりではないとKECグループは考えています。
「先生のかけてくれた言葉が原動力となり、私自身が頑張ることで目標を達成することができました」と言われることを、KECグループは心から望んでいます。困難な時に、自分自身で考え、頑張らせて、その壁を乗り越えさせることがKECグループの求める教育です。そして、KECグループで育んだ力を、卒業後もずっと活かし続けられることがより大切だと考えています。それを実現することがKECグループの教育コンセプトである『10年・20年先にも続く自信を育てる』ということであるのです。