こんにちは。今回も中原からお送りさせていただきます。

今日は田原本では「やどかり市」という名前のお祭りが開催されており、教室周辺がにぎやかになっております。

さてさて、前回のブログは見ていただけたでしょうか？？

前回のブログでは、田原本教室の生徒のがんばりの一部を紹介させていただきました。

まだ見ていない...という人は今すぐ前回のブログをチェックしてくださいね。

今回のブログでは田原本生のがんばりを紹介するとともに

「定期テストでの点数の見方」をみなさまにお伝えできたらと思います。

さて、みなさまにひとつお聞きします。

テストが返ってきたとき、初めに何を見ますか？？

もちろん答えは「点数」ですよね。

では、その点数だけで自分の成績を判断していませんか？？

例えば、前回の国語のテストは80点で、今回は70点だったとき、

「点数が下がっている....」と思い込んでしまってはいないでしょうか?

では、点数は本当に下がっているでしょうか？

答えから言うとまだ何もわかりません。

つまり先ほどの文章だけでは点数が上がったのか、下がったのかを判断することはできないのです。

この文章を読んで「何言っているの？？」と思ったみなさまへ向けて、

今から「点数の見方」についてお伝えさせていただきます。

ではまず田原本生の一例から見ていきましょう。

＜1学期期末＞※上のピンクが素点, 下の白が平均点差です。

国	社	数	理	英	3科	5科
68	58	78	72	89	235	365
14	14	14	14	19	46	74

＜2学期中間＞※上のピンクが素点, 下の白が平均点差です。

63	62	82	58	66	211	331
19	15	35	11	19	72.4	98.2
↑	↑	↑	↓	→	↑	↑

まずは理科から見ていきます。

素点は72点から58点と14点下がっていますが、平均点差は5点しか下がっていません。

次は英語を見ていきます。

素点は89点から66点と23点下がっていますが、平均点差は＋19点で変わりがありません。

最後は数学を見ていきます。

素点は78点から82点と4点上がっていますが、平均点差は21点もUPしています。

何が言いたいかと言うと前回から上がったのか下がったのかは平均点差を見るのが正しいということです。

例で上げた点数で話をすると、

素点だけで見ると5科目合計が34点下がったように思えますが、実は24点もUPしているほうが正しい結果なのです。

つまり、保護者様はこれを見て褒めてあげていただきたいですし、点数を勝ち取った本人は喜んでよいものなのです。

素晴らしい結果です！がんばったことがちゃんと結果に結びついています！

本当によくがんばったね、おめでとう！次も一緒にがんばろう！！

しかしこれを知らないと、

前回よりも素点が下がった＝点数が下がった

と思い込んでしまい、本当は前回よりもがんばれているのに落ち込んでしまうのです。

さて、初めにみなさまにした質問をもう一度言わせていただきます。

「みなさまの点数は本当に下がっているでしょうか？」

ぜひ、自分の点数を、自分のお子様の点数を見るときに「平均点差」で見てあげてください。

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