【教室便り】高の原教室
奈良女子大附属中模試
こんにちは、高の原教室長の池永です。
今回のブログは、先日11月18日(日)に行った“奈良女子大附属中模擬試験”についての実施報告をお伝えします。
朝10時から表現・(国語・社会分野)と表現・(算数・理科分野)の試験を行い、昼休憩を挟んで、午後は表現・(面接)を行いました。そして、表現・の面接終了後に、午前中に行ったテストの解説授業を行い終了となります。
また、表現・の待ち時間ではKECオリジナル“女子大合格テクニック集”をお配りさせて頂きました。このテクニック集は、女子大の過去の問題分析からわかる頻出単元などの類題を載せた問題集です。このテクニック集をしっかりやりこむことで、女子大合格に必要な知識やレベルがわかります。女子大合格のために無駄なく勉強するには最適です!!
模擬試験は、もちろん奈良女子大附属中の当日試験の形式を同じ記述式中心の問題と、解答用紙の形式も本番と同様に作成しております。そして何より、長年奈良女子大附属中の入試分析と情報収集をしてきたKECだから出来る、解説授業と本番試験に限りなく近い採点による合格判定!!
解説授業は、ただ問題の解説にあらず!!女子大の問題を解く上で重要な「作問者の意図」、これを考えた答案を作成するためにも、KECでは普段からそういう観点での問題解説や、生徒からの発問を重要視しております。もちろんこの解説授業にも、その要素を十二分に取り入れて解説を行いました。
色々な塾で、女子大模試や国立中模試をやられていますが、KECは長年の情報と分析データをもとに、より本番に近い模擬試験と制度の高い判定をご提供できると自負しております。12月9日(日)には小3・4対象の奈良女子大附属中模試があり、また今後も行っていきますので、奈良女子大附属中の受験を検討されている方は、ぜひ1度KECの模擬試験を受けて、現在の力を把握してみてください!!
高校入試説明会
こんにちは、高の原教室 室長の池永です。今回は先週の日曜日に実施した“高校入試説明会”の実施報告と、高の原教室の目指す進路指導についてお話させて頂きます。
11月2日に中2の保護者と中3の生徒・保護者を対象に、平成25年度の高校入試についての説明会を実施しました。内容は私立高校と公立高校の入試概況やスケジュール、また今後の志望校判定についての流れや判断方法などをお伝えしました。ここ数年、私立高校は受験生獲得のため、入試日程や入試科目の多様化、コースの設定や再編、また男子校や女子校の共学化など、様々な変化が見られます。また大阪や京都は助成金制度の導入により、私立受験者数も増加しています。それらの変化に伴い、受験校の決め方も変化していく部分もあると思います。この説明では、そういったことを生徒や保護者に伝える場であると考えています。
しかし、私はそれら変化に関係なく、貫くべき部分もあると思います。
当たり前かもしれませんが、KECの受験の合言葉でもある“Best校への合格”です。多くの塾が掲げている“Top校への合格”ではなく、その生徒や家族に最も合ったBest校を選んでいくことを念頭に置き、こういった説明会や進路面談で話をしています。
Top=Bestのときもあると思いますが、必ずしもイコールとは限りません。本当に生徒が望んでいる高校、生徒の将来の夢を叶えるためにあった高校、家族や保護者の方も満足できる高校、そういった高校を提案し、それに向かっての学習指導に全身全霊で取り組んでいくことが、私の考える進路指導です。
また、高の原教室には地域的に、京都と奈良の生徒が混在しており、KECが奈良の塾だということで、特に京都方面の進路指導に対して不安を持たれる方もおられますが、はっきり言って、
「自信があります!!」
教室長の池永はもちろん、KEC教務部部長・高校受験責任者の玉山が、元高の原教室の教室長をやっており、京都方面の受験について十分の知識を持っています。KECの中でも京都の受験に対しての知識と実績は1・2を争う2人を中心の全力でサポートさせて頂きます。公立一般はもちろん、適性検査や特色選抜も十分に対応させて頂きます。
京都の塾生の方は、今後も安心してお任せ下さい。また塾外生の方でも、ぜひご相談ごとがございましたら、1度お話をお聞かせ下さい。
…と京都の話ばかりで、逆に「奈良は…?」と思われた方、もちろん大丈夫です!!
昨年同様、今年も公立高校合格率100%を目指して頑張っていきます!!
小学生
京都教育大附属桃山中模試
こんにちは、高の原教室 室長の池永です。
今回は、11月25日に実施する“京都教育大附属桃山中模試”についてご案内致します。
この模試はネーミング通り京都教育大附属桃山中学校の入試対策模試になっています。この模試でKECが力を入れたのは、どれだけ本番に近い状態で、合否判定ができるかということです。そこで、“実技科目の試験”を実施することにしました。本番さながらの状態で、“体育”“音楽”“家庭科”“図工”の試験を実施し、それぞれの結果も点数化し、判定に反映します。
昨年の模試の体育では、三角コーンを並べ、そこをバスケットボールのドリブルで進んでいくジグザクドリブル、大きめの籠に2m程度離れたところから投げ入れるボール投げ、その他立ち幅跳びなどの種目を行いました。ボールを使った種目は、やはり普段から扱うことに慣れているかどうかで大きく変わってきます。ただ、単純に運動神経が良いだけで点数になるのではなく、ドリブルの突き出しや、立ち幅跳びのやり方などの注意点をしっかり守って丁寧に実施できているかも採点基準に入れ、得意不得意の差が大きく出ないようにしています。
音楽では、本番同様にテスト前に数分間、試験内容の書かれた用紙を見て考える時間をとり、実際にリズム打ちや作曲をしてもらいました。ピアノやバイオリンなどを習っている生徒は問題なくこなしていました。しかし、こちらも普段からあまり音楽に慣れていない生徒は、リズム打ちや音符の読み取りなどに苦労していました。
家庭科では、裁縫セットを持ってきてもらい、簡単な小物入れを作りました。ただし、縫い方やボタン止めなど指定されている方法や寸法をしっかり守ってやることが重要で、雑に速く完成しても点数としては決して高くつきません。本番の試験でも、完成できなかったけど合格してきている生徒がたくさんいます。
最後に図工は、デッサンとデザインの2つの出題で、デッサンは正確にスピーディーに写すことが求められ、デザインは採点官の目を引くような個性的なデザインが求められています。
4科筆記試験が重要なのはもちろんですが、決して実技試験を無視できないと考えています。そして模試として筆記+実技の8教科で判定を出せることが大切だと考えています。また実技は上にも書かせて頂いていますように、慣れがとても大切ですので、1回でも模試を受けて本番の様子を知って心構えができるだけで、大きく違ってくるでしょう。
ぜひ皆様も京都教育大附属桃山中合格数No,1のKECが自信を持って行う“京都教育大附属桃山中模試”を受けてみてください!!
KECの理科は楽しくわかりやすい!!
こんにちは、高の原教室 室長 池永です。
本日は、私が担当している中学2年生の理科の授業での出来事を通して、現状の理科という教科について考えたことを少しお話しさせて頂きます。
私の理科の授業は、理科が苦手な生徒にもなんとか覚えてもらうように、いつも身近なものに例えたり、笑いを交えて伝えたりしています。そうすることで、後で思い出すきっかけになって、思い出しやすくなると考えています。
今回の授業でも、あるアニメのキャラクターに例えながら、化学変化の説明をしました。するとある生徒が、
「それって、こういう説明でもいい?」
と私が説明した例えとは別の例えを持ち出して、自分なりの説明を発表してくれました。その例えはちゃんと正しく説明できていたので、
「正解、しっかり理解できているな!!」
と少し褒めてあげると、嬉しそうにしていました。こういうやり取り自体は私の授業では珍しくないのですが、今回発言してくれた生徒は、理科が苦手で、特に教科書改訂により量も増え、学校の授業が速くてついていけないと悩んでいる生徒だったのです。
休み時間にその生徒に「さっきのよかったよ」と声をかけると
「最近ちょっと理科わかってきたかも!!」
と嬉しそうに言ってくれました。それを見て、私も嬉しくなりました!!
ただ、授業後に報告書を書きながらあることを思いました。
理科という科目は、今回の教科書改訂で最もボリュームupした教科で、学校の授業もスピードが上がっています。さらに、最近の理科離れで苦手な生徒が多い教科です。塾として多くの学校の入試科目でもあり、配点率も高い英数国で高得点を取れるように重視することはもちろんですが、この理科という教科も、点数を上げる以前に、理科苦手、理科嫌いの生徒を少しでも得意、好きに変えてあげることも塾としての大きな役割だと思います。
特に小学生や中学生にとっては、理科の苦手意識をもったまま高校や大学に進んでいくと、自分の将来の選択を狭めてしまうことになってしまいます。
将来少しでも多くの可能性を持ち、自分に合った道を選ぶためにも、小学生・中学生のみんなが「理科はできないし、将来は文系かな・・・」と思うのではなく、高校や大学でより専門的な勉強をした上で、自分の将来を判断していけるようになって欲しいと思います。
微力ながら理科苦手、理科嫌いの生徒を1人でも減るように、今後も楽しくわかりやすい授業を展開していきたいと思います!!
小学生
2学期日曜受験スクール!!
こんにちは、KECゼミナール高の原教室長の池永です。
今回は、小学生の2学期日曜受験スクールの様子をお伝えしたいと思います。
授業内容は、実際の入試問題を解いて、その解説を行う…という流れです。入試問題も色々な学校の問題を集め、実施には受けない学校の入試問題にもチャレンジしてもらいます。そうすることによって、様々な傾向の問題を解くことができ、それが応用力を身に付けていくことにつながっていきます。
受験する学校に集中して問題演習を行っていると、その学校の過去の傾向にしか対応することができません。近年、少子化や不況の影響もあってか、受験者数の減少や、受験校も国公立が増えてきています。またゆとり教育からの脱却で小中学校での学習カリキュラムも難化しています。こういった変化に各学校も入試制度や問題傾向の改訂をどんどん行っています。
したがって、過去の傾向が必ずしも今年の入試傾向と同じとは言えなくなってきています。しかしそれは当日問題を見てみないことにはわかりません。そこで必要とされる力は、現場で問題傾向を判断し対応できる「現場判断能力」です。それを養うには、1つ2つの限られた過去問だけでは不十分だとKECは考え、様々な傾向の問題をこなすことができる日曜受験スクールを行っています。
もちろん生徒の受験校は把握した上で、こちらで応用力をつけながらも、受験校の傾向に近い学校や問題を抜粋するなどして、無駄のない授業を展開しております。
実際に過去にも、この日曜受験スクールを受けて、国立の中学校(奈良女子大附属や京都教育大附属など)にも私立の中学校(奈良学園中、奈良学園登美ヶ丘中など)にもどちらも合格することができた先輩たちがたくさんいます。
授業中にも、こういった先輩達の話なども入れながら、生徒自身がこの先の流れであったり、自分のするべきことが思い描けるようにしています。このように、自分の先を想像しながら今の自分がすべきことを考えて行動できる力(自活力)を身に付けていってほしいと思っています。こういう力をお子様が持てたら素晴らしいと思いませんか!?
ぜひ1度KECゼミナール高の原教室の日曜受験スクール、平常授業を体験してみて下さい。嫌々やらされるだけの勉強ではなく、お子様みずから進んで塾に行きたくなる様な学習をご提供できるよう、スタッフ一同頑張っていきます!!