【教室便り】桜井教室:小学生
小学生 中学生
すみなすものは 心なりけり
日が出ているうちは、暑いですが、夜はまだまだ冷える日もあります。
体調管理にはお気を付けください。

さてさて、前回は「コロンブス」さん・・・世界の偉人でした♪
また、度々世界の偉人さんもご紹介していきますので、楽しみにしておいてください♪
今回は、また日本に戻ります☆
偉人シリーズ第6弾は、長州藩士「高杉晋作」です。
吉田松陰の弟子(松下村塾の塾生)である、幕末(江戸時代末期)の風雲児!!
行動力が凄い吉田松陰同様に「いけいけどんどん」な生き様のかっこいぃ男です。
高杉晋作で有名な事と言えば・・・そう、「奇兵隊(武士に限らず、農民や町民などから広く参加を募り、運営された軍隊)」の結成ですね。当時、身分によって階級が決まってしまう武士とは違い、身分の低いものでも入隊が可能、隊内でも上下無く全員が同士という扱いでしたので、倒幕(幕府を倒すぞ!!)への結束力も強かったそうです。
高杉晋作の辞世の句(辞世の句でないという説もありますが)は有名ですね。
〜おもしろき こともなき世を おもしろく〜
簡単に訳すと、
「面白くないこの世の中を面白くしてやるぜ!!」という感じになるのでしょうか。
さすが風雲児と評されるだけあって豪快だ。
かっこいいですね☆
吉田松陰に負けないくらい行動力のある高杉晋作が言えば尚更説得力があると思います。
これだけでも十分名言ですね!!・・・ね!?
しかし、実際は一字違いのこのような句だったそうです。
〜おもしろき こともなき世に おもしろく〜
「を」→「に」にするだけで・・・訳すと、
「面白くないこの世の中を面白く生きるためにはどうすればエエねん!?」と一字変えるだけでこんなに訳が変わるそうです。
豪快な豪傑から悩める青年に早変わりですね。
この句に幕末の女流歌人であり、高杉晋作が崇める野村望東尼が「すみなすものは 心なりけり」と付け加えて
〜おもしろき こともなき世に おもしろく すみなすものは 心なりけり〜
訳すと、
「面白くないこの世の中を面白く生きるためにはどうすればエエねん!?
それは、心の持ちよう一つである!!」といった感じになるのでし ょうか。
心の持ちよう・・・感情・・ですかね。
「感情という結果」は「出来事という原因」があってその結果として生まれます。
しかし、人によって違いますよね!?
例えば、
「君はまだまだやな!!」と言われたとします。
どういう感情が生まれますか??
A「次は驚かせてやる・・・(決起)」
B「あなたに私の何がわかるのですか!?・・・(憤り)」
C「どうせ、僕なんて・・・(悲観)」
D・・・・・
まだまだ多くのパターンがあると思います。
原因は「出来事」だけなのでしょうか??
違いは何なのでしょう??
「出来事」から「感情」が生まれるまでの間に何かありそうですね。
出来事→
??
→感情
??に入るものは・・・・それが「心の持ちよう」すなわち、「心の習慣」だと思います。
「面白くないこの世の中を面白く生きるためにはどうすればエエねん!?それは、心の持ちよう一つである!!」
「面白くのない世の中も、心持ち一つで面白くできる」
これがもし本当であるとするならば、
せっかくなら、身の回りのあらゆる事を、
自分にとって「面白い、役に立つ、勉強になる」
そんな出来事に変えてしまうように心がけてみてはどうでしょう!!
「いけいけどんどん」な高杉晋作のように。
KECの講師は君たちに行動する際の考え方(心の持ちよう)を伝えたいと考えています。
自己肯定感をもってもらうため、GPDCAサイクルに対する心の持ちようを、KECゼミナールは授業を通して教えます!
では、次回の偉人シリーズは「世界」か!?「日本」か!?お楽しみに☆



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