【教室便り】学園前教室：小学生

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2020/08/02 小学生中学生

一条高校附属中もKECゼミナールにお任せ！

みなさん、こんにちは。
KECゼミナール学園前教室の福井です。

7月22日に大きなニュースが飛び込んできましたね。
標題にある通り、高校受験では屈指の人気校である
奈良市立一条高校に附属中学校が開校します。

どんな中学校か、抜粋になりますが、ご紹介します。

・生涯にわたり主体的に学び続け、グローカルに活躍できる個人の育成が求められている。そのため、従来の中学校の
　制度に加えて、特色ある６年間の系統的カリキュラムに基づく、中高一貫教育を実施することで、児童や保護者に
　新たな教育の選択肢を提供し、生徒一人ひとりの個性や創造性を伸ばす教育の実現を目指す。
・体験的・探究的な学び等中高一貫教育の特色ある教育活動の成果を奈良市立中学校と共有することで、中学校教育
　の活性化と多様な教育の推進を図る。≪議案第15号「（仮称）奈良市立一条高等学校附属中学校の設置について」より≫

これだけだと、なんだか分かりづらいですね。
では、今日は国語の授業風に
マーキングをしてみます！

整理します。
並べ替えてもみます。

・中高一貫教育
・特色ある6年間の系統的カリキュラム
・体験的・探求的な学びなど特色ある教育活動
・生徒一人ひとりの個性や創造性を伸ばす教育の実現

となります。ここまでの作業は、
国語の記述問題等でよくやるものですね。

実は、下記パンフレットに、
分かりやすくまとめてくださっています。

https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/111727.pdf

ところで、KECに通ってくれている
小学生の皆さんなら、きっと何か気づいたはず。

そう！

奈良女子大附属中の教育方針とそっくりですね。
ちょっと長くなりますが、確認してみましょう。

本校では、生徒の発達段階を考慮した2-2-2制のもとで、学力はもちろん、「自ら考える力」「表現する力」「行動する力」を身につけるカリキュラムを編成しています。カリキュラムの特徴としては、学習指導要領の内容をもとにしながらも、各教科独自のカリキュラムを編成しています。特に、中学・高校の学習内容の入れかえと精選を行い、無駄なく合理的に、従来と同じ学習内容を指導しています。また、平成29年度から1～6年すべてで65分授業（1日5コマ）を実施し、主体的対話的で深い学びの実現を図っています。さらに、令和2年度から始まる新カリキュラムでは、プロジェクト型の探究活動や問題解決型の教科学習をカリキュラム上に配置して、学校の枠内だけにとどまらない学びや文系理系の枠を超えた教養を育むことをめざしています。≪参考：https://www2.nara-wu.ac.jp/fuchuko/about/content/curriculum/≫

今回は先にマーキングしておきました。
整理してみましょう。

・「自ら考える力」「表現する力」「行動する力」を身につけるカリキュラムを編成
・主体的対話的で深い学びの実現
・プロジェクト型の探究活動や問題解決型の教科学習をカリキュラム上に配置

２つの文が出てきたら、
その次にやることは

共通点・相違点探しです。

今回は共通点！

新しい指導要領に基づく点でもありますが
両校とも、目指すところは

・中高一貫6年間で、生徒自身が各々の個性を活かして
周囲との協働・対話を　通して、主体的に学ぶ。

・探求型のカリキュラムを通じて、自ら考え、それを表現することで、
世界や地域において行動・活躍できる人物に育てる

といったところではないかと
福井は考えています。

なお、前一条高校校長の吉田信也先生は、
奈良女子大附属中で教壇にも立たれ、
副校長先生も務められておられました。

そこも、ある意味、共通点！

入学検査などまだまだ未知なところは多いですので
今後も新たな情報が出てくれば、随時お知らせさせていただきます。