合格体験記
中学受験
大阪教育大学附属天王寺中学校/奈良女子大学附属中等教育学校 合格
「自分の弱さと向き合った1年間」
N・Tさん
私は低学年から玉井式でKECに通っていました。当初は受験を意識することなく、楽しい習い事の一つでした。そんな私の考えが変わったのは6年生の4月に行われた、「春のスペシャル大集合」でした。念願のSクラスになれて、うれしかったですが、自分の納得のいく結果が出せず、初めて勉強で挫折を味わいました。落ち込んでいた私を先生方がたくさん励ましてくれたおかげで立ち直り、今まで以上に強い気持ちで勉強に打ち込むようになりました。途中、何度もくじけそうになったことはありますが、根気強くやり続けた成果が模試や実力テストの結果に結びつき、自分の自信に繋がりました。
しかし、山あり谷ありの受験生活。思い通りに成績が伸びたわけではありません。10月になり、赤本演習が始まると思った以上に点数がとれず、また心の余裕がなくなっていきました。不安がピークに達したのは、冬期受験強化特訓のリアル入試です。解けたという手ごたえが感じられなかったからです。「このままでは合格できない。」と大きな不安に襲われ、その状態のまま受験強化特訓に向かったからか、周りの人に圧倒され、自分本来の力が出せませんでした。悔しい気持ちや焦りを感じ、迎えたリアル入試の合格発表。見るのが怖かったけれど、自分の番号を見つけることができました。「自分はここまで来ているのだ。完璧じゃなくてもよいのだ。」この時、良い意味で自分の中で割り切れた気がします。リアル入試の合格で再度、自信を取り戻すことができ、そのままの勢いで受験まで走り切ることができ、結果、受験校全て合格することができました。
これからの受験生に取り組んでほしいことがあります。それは私の勝因の一つでもある「自習室に通う」ことです。私は、「宿題をその日に終わらせる」という自分ルールを作り、6年生になってからは毎日自習室に通い続けました。集中できるのはもちろん、すぐに質問できる、先生からの声かけ、サポートがある。この環境こそが私の大きな支えになりました。私はメンタルが弱く、精神的に崩れることが多かったですが、どんな時でも先生方は親身になって話を聞いてくれ、アドバイスをくれました。そんな先生方が大好きです。本当にありがとうございました。
奈良女子大学附属中等教育学校/智辯学園奈良カレッジ中学部(総合選抜) 合格
「僕が頑張ったこと」
僕が第一志望に合格した理由は、周りの人たちが協力してくれたからだと思っています。僕は「計画を立て、実行すること」が苦手で、母親や塾の先生に手伝ってもらいながら、僕自身のできることをやり続けました。「計画を立て、実行をすること」を余裕があれば、してみたかった部分もありますが、正直、6年生になると勉強内容が難しくなったので、余裕がありませんでした。だから助けてもらうところは助けてもらいながら、僕自身ができることをやり続けました。今思えば自分自身の勉強のサポートしてくれた家族には本当に感謝しています。
合格発表の日、合格がわかった瞬間にすべてが報われた気がしました。辛かったことやしんどかったことが吹き飛んでいくように感じました。合格を周りの人に伝えた時に、自分事のように喜んでくれたことがとてもうれしかったです。
これからの受験生に伝えたいことがあります。僕が受験勉強を振り返り、特に頑張ったと思うことは、「自分が集中できる時間に勉強する」ということです。要するに、大事なことは「自分自身を知る」ということです。僕の場合は、25分間であれば、本当に集中して勉強することができたので、25分しっかりと勉強し、5分休憩というサイクルで勉強していました。「質の良い勉強をするためには」ここを常に考え続けた結果、辿りついた僕なりの答えです。
もう一つ頑張ったことは「志望校になぜ行きたいのか」を常に考えることです。そうすることで具体的なイメージが沸き、同時に勉強する意欲もあがってくるので、結果、集中力が上がるので僕はよく考えていました。受験合格が決まった今、中学校生活で部活に入ったり、友達と遊んだりする様子を想像して、毎日楽しく過ごしています。今の自分があるのは、周りのサポートがあったから、また、それに応えるために自分自身が最後まで頑張ったからです。受験をやりきれて本当に良かったと思います。
一条高等学校附属中学校/奈良教育大学附属中学校/育英西中学校(立命館) 合格
「最高の結果を得るために」
奥村 芹愛さん(西大寺北小学校卒)
私は新しくできる一条高校附属中学校の受験のために KEC に入りました。最初の方はまだ調子が良かったのですが、入試の日が近づいてくるにつれ、模試の結果や実力テストで友達に差をつけられたり、私より後に KEC に入った友達がとても良い成績でいるのを見たりして、とても悔しかったです。
私が受けた学校は一条高校附属中学校の他にもいくつかあったのですが、今まで以上に受ける学校の問題集、過去問、模試を、 KEC の『合格ロードマップ』も 活用して計画的に取り組みました。でも、実際に入試が始まってからは、先に合格していた私立中学校は辞退し、いよいよ一条高校附属中学校と奈良教育大附属中学校しか残らなくなったことや、友達の進学先が決まっていく中で、追いつめられた気持ちになりました。
そんな中 KEC の先生が応援してくれたり、お母さんが最後まで面接を一緒に練習してくれたり、たくさんの人が励ましてくれたりしたことで、私は自信を持って一条高校附属中学校の試験を受けることができました。そして一番行きたいと思っていた一条高校附属中学校の合格が決まったとき、言葉で表せないほど嬉しかったです。
私はこの受験を経験して、自分自身、そして周りの応援してくれる方々を信じ、物事に挑むことの大切さを学びました。そして自分自身を信じたことで、一番良い結果を得ることができたので、 これからもこの学んだことを自信につなげていきたいです。
一条高校附属中学校/奈良教育大学附属中学校 合格
「苦心あってこその合格」
山西 想波さん(あやめ池小学校卒)
私は6年生から KEC の受験コースに通い始めました。私はそれまで自主学習程度の勉強しかしていなかったので、すでに塾に通っていてKECの教え方に慣れている周りの人に比べて、はじめのうちは、学校で出てきていない問題などがほとんど解けませんでした。
また、模試やクラスを決めるテストなどでも、正直言ってよくない点数を取ってしまい、すっかり気落ちしていました。このような点数はもう取らないと思って勉強しましたが、最後の冬期受験強化特訓のリアル入試でも不合格でした。これではさすがにまずいと思い、勉強方法を変えました。まず授業で使って いた教材を一から見直して、マーキングしていた行の書いてあることを詳しく調べ、ノートにまとめ、試験前に見返せるようにしました。
そして受験当日になりました。受験会場である第一志望の一条高校附属中学校では、絶対この学校で学んでやる、という思いで受けました。合格がわかった時に、両親が泣いていたのを見て、本当に受かって良かった、今までの苦労は無駄ではなかった、と嬉しくなりました。
私は KEC での苦心や、学ぶ喜びなどがあったからこそ受かることができたのだと思いました。八訓にある「ゴールに向かって計画・実行・検証・改善をトコトン 繰り返す」ことは合格につながるということを実感しました。合格できたことを嬉しく思います。ありがとうございました。
奈良女子大学附属中等教育学校/関西大学第一中学校/関西大学北陽中学校/近畿大学附属中学校(アドバンスト) 合格
「あきらめない心」
後山 智陽さん(平城西小学校卒)
僕はいとこ達に奈良女子大学附属中等教育学校は楽しいと聞いていたので自分も行きたいと思い、小学4年生の冬からKECに通い始めました。
5年生では思うように成績が伸びず、奈良女子大学附属中等教育学校の目標偏差値には届かず、 他の学校に志望校を変えないといけないのかなとも思いましたが、KEC の先生は、「君ならできる。先生は信じているよ」と言ってくれたので、心を入れ替え、合格に向けて一生懸命勉強を頑張りました。
6年生の夏には実力テストで今までで一番良い成績がとれ、 夏のリアル入試で合格することができました。また家では祖父母や従兄弟たちが一緒に勉強をしてくれ、これまで以上に勉強に取り組むことができました。
そしていよいよ受験当日、とても緊張しましたが、先生のアドバイスや KEC 八訓の「自分は絶対できる」という言葉を思い浮かべることで、 落ち着いて試験に挑むことができました。そして合格がわかったとき、飛び上がるくらい嬉しく、勉強して良かったと思いました。
たとえ自分の結果が良くなくて、くじけそうな時でも、そういう時こそ自分を信じあきらめない心をたぎらせること、そしてもう一度見直すことが必要であり、その努力が、最後の目標の結果につながり実ることを この受験で学びました。 KEC に通えて本当によかったです。
奈良学園登美ヶ丘中学校 合格
「諦めない強い気持ち」
行廣 旭希さん(佐保台小学校卒)
僕は、4年生の時にKECに入塾しました。はじめは算数が難しくて、隠れて泣きながら授業を受けたことが何度かありましたが、先生に何度も質問して、できる問題が増えてきて、算数が一番得意で楽しくなりました。
しかし、6年生になってからはさらに難しくなって、勉強しても点数は下がる一方でした。毎日、自習室で勉強しまくりました。夏期講習でも、強化特訓でも、朝から晩まで勉強漬けで頑張りました。それでも、成績は下がる一方で、悔しいし辛いしイライラするし、もう受験をやめようかなって弱気になっていました。
そんな中、奈良学園登美ヶ丘中学校のプレテストや見学会に行く機会が何度かあり、広大できれいな学校に行く度に「絶対この学校に入りたい!!」と心の底から強く思うようになりました。もう受験まで2ヶ月しかない時期だったけど、今まで以上に勉強に取り組みました。それでも、最後のリアル入試の結果は、不合格でした。でも、絶対合格するという強い気持ちで、年末年始も10時間勉強し、苦手でさけていた科目にも真剣に向き合い、一つ一つの単元を理解するまで取り組みました。
いつもどんなときもKECの先生は、僕が理解するまでサポートしてくれました。僕の気持ちを一番理解してくれて、支えてくれました。それに、仲間の存在も大きくて、おたがい不得意な部分を教え合い「絶対合格しような!合格したら、遊びまくろうぜ」と励まし合ってきました。みんなが頑張っているから、僕も力がわき、頑張りぬくことができました。
試験当日は、今まで経験したことのない緊張で、全身がガタガタ震えてすごく怖かったです。そんなとき、両親から「今まで頑張ってきたから緊張するんや、それをうまく出せるか心配やから緊張するんや、頑張ってきた証拠や、大丈夫!」と言われて、絶対合格するという強い気持ちで試験にのぞみました。試験の手応えは十分にあったけど、その夜は不安が押し寄せてきて、怖かったのを覚えています。
そして、合格発表の日に「合格」という文字を見たとき、僕は不思議な感覚でした。両親は、飛び跳ねて僕以上に喜んでくれました。先生に合格を報告に行くと、「本当によく頑張ってた!」と、拍手をして喜んでくれました。じわじわ合格の喜びがこみ上げてきて、あの時諦めなくてよかったと心底思いました。KECで過ごした3年間、いつも励まし支えてくれた先生や、一緒に頑張った仲間が、僕を導いてくれました。KEC生でよかった、KEC最高!!
そして、仕事を調整して毎日送迎してくれて、いつも出来立ての温かいお弁当を届けてくれた両親にも、言葉では伝えていないけれど、感謝しています。この気持ちを忘れずに、奈良学園登美ヶ丘中学校で、夢に向かってさらに進化し続けます。ありがとうございました。