合格体験記
中学受験
奈良女子大学附属中等教育学校/奈良学園登美ヶ丘中学校/奈良学園中学校 合格
「終わり良ければ、全て良し」
城本 初陽さん
私は4年生の時に奈良女子大附属中を知り「行ってみたいな」と思い、KECに入塾しました。
しかし、4年生の頃は勉強というよりも遊び感覚で、成績も上位を取れていたので油断し、あまり勉強しませんでした。
そんな状態のまま5年生になり、少しずつ自習に来て宿題や実力テストのやる事リストなどを進めるようになりましたが、解き直しはほとんどやりませんでした。それでも5年生の間は成績が落ちる事は無く、上位が取れていました。
浮かれたままついに受験生になり、自習もほぼ毎日来る様になりました。春頃は実力テストで320点以上取れていましたが、今まで解き直しをして来なかった事もあってか、夏から徐々に成績は下がり始めました。リアル入試は夏も冬も不合格で、実力テストも300点を切り、赤本も特に算数は1割からのスタートでした。私は夏のリアル入試で合格できなかった事が悔しく、これからは絶対に解き直しを完璧にしてやる。と思い、解き直しに励みました。
それでも一向に成績は上がらず、赤本は苦しみました。解き直しや質問など積極的に取り組み、他の教科は少しずつ点が取れる様になってきたものの、算数は20点から30点ぐらいしか取れず、分からない問題も沢山あったので、分かるまで質問・解き直しを必死でやりました。
バックナンバーをやり始めると、これまでは伸び悩んでいた算数が、30点、40点と上がり、理科や社会は満点や満点近い点数が取れる様になり、だんだん自信がついてきました。結局、リアル入試も実力テストも悪い結果で終わってしまいましたが、女子大附中の合格への道に少しずつ、光が差してきました。
そして私は「終わり良ければ全て良し」ということを思い出しました。別に実力テストやリアル入試で良い結果が出せなくても、これで女子大附中に合格できないわけじゃない。まだ時間はあるから、いかに今から本気であがいて、女子大附中に合格できるか。実力テストも模試もどうでもいい。だから、絶対合格してやる!と思いました。
本番には、自信だけ持っていきました。表現Ⅱの前には「全部解けるかな」という考えが一瞬、頭をよぎりましたが振り払って、試験に臨みました。算数はスムーズに解く事ができました。
結果、私は奈良女子大附属中に合格することができました。これはいつも支えてくれた両親や先生方、一緒に戦ったライバルであり仲間のみんなのおかげです。今、無事に合格することができて、私は最高に幸せです。みなさん、ありがとうございました。
奈良学園中学校(特進コース)/聖心学園中等教育学校(英数Ⅰ類コース) 合格
「下剋上」
桝井 隆亜さん
私は、小学1年生の時に入塾し、小学6年生の春に中学受験コースに移りました。私は皆より中学受験をしたいと思うのが遅かったので最初は授業について行けず、やる気がなくなりそうになる時もありました。しかし、逃げたら負けだと思い、とにかく机に向かい続けました。そして夏期講習で大きな変化が起きました。長い夏期講習で一生懸命努力をして、基礎がついてくると、勉強がとても楽しくなってきたのです。
2学期になると赤本演習が始まります。とてもしんどくてとても苦しいですが、赤本を解いて、解き直しをすることを繰り返していました。思うように点数を取ることができず、泣いてしまったこともありましたが、色々な先生の言葉を繰り返し頭の中で唱え続けて、立ち上がりました。そして向かえた冬期講習。絶対に合格すると誓い、授業を受けました。冬期受験強化特訓では、ピリピリした空気で、全然落ち着くことができませんでした。必死に、特訓授業に集中し、さらにその後に個別の授業も受け、実力を伸ばしていきました。そして迎えた本番、別の塾の友達と一緒に会場まで行きました。緊張しましたが、力を出し切りました。そして運命の合格発表日、その結果を見てみると合格していたのです。私は、最初目を疑いましたが、本当に合格しており、家族みんなで大喜びしました。その後、別の塾の友達も合格しました。私は、その友達と一緒に合格してサッカーをしようと約束していたので、その約束が叶って最高にうれしいです。後輩へ、誰でも努力すれば上の者を超える力を持つことができるということをわすれないでください。
大谷中学校 合格
「周りの人を信じる」
Yさん
私は3年生からKECに通い始めました。初めの頃は中学受験の意識があまりなく、授業も遊び半分で受けていました。4・5年生では宿題が間に合わないこともよくありました。
6年生になって、すべての単元が難しくなり、苦労しました。あっという間に夏が来て、私は必死に勉強しました。暑い中通っていたので自分でもよくやったと思います。それから、夏のリアル入試をむかえて、無事合格することができました。今でもあの時の嬉しさは忘れられないほど、自分の自信になりました。秋ごろになると赤本が始まり、初めは間違いが多かったけれど、くりかえすにつれて正解する数が増えていって楽しかったです。その結果、冬のリアル入試でも合格することができて、泣くほど嬉しい最高の思い出になりました。
しかし、入試が近づくと、「みんなが受ける学校より私が受ける学校は偏差値が低いのに受かっても周りの人はうれしいだろうか。」と考えることが増えました。どんどんその悩みがふくらんできて、入試直前まで人前では打ち明けることができなくて苦しかったです。そんな時に、入試前日の先生からの電話で救われました。一言一言がありがたくて、KECに通って本当によかったと心から思いました。電話のおかげで当日も落ち着いて全力を出すことができました。合格発表で自分の番号があったときはとても安心しました。
改めて、ここまで支えてくださり、本当にありがとうございました。後悔のない入試にできてよかったです。また、これから入試の人も、自分に自信をもってがんばってください。心から応援しています。
奈良学園中学校 合格
「自信を持ってのぞむために」
倉田 勇嗣さん
ぼくは、4年生の最後からKECに通いはじめました。5年生では、志望校である奈良学園の問題の難しさがよくわからずに、ただ良い成績をとることを考えて過ごしていました。
6年生で赤本演習がはじまり、思うように点数をとることができず、このままでは奈良学園に合格することはできないかもしれないと自信をなくしてしまうことが多くありました。とくに算数はとても難しく、空白にしてしまうことが何度もありました。そのため、分からない問題を少しでも減らそうと、KECの先生に質問をしました。冬期受験強化特訓のリアル入試では悪い点数をとってしまい、「このままではいけない!」と思っていつもより気合いを入れて授業を受けました。
そして、入試前日。もう一度問題を解いてみると、以前解けなかった問題ができるようになっていて、自分が目指していた点数も超えていました。このことが自信につながり、迎えた本番ではいつも通りに全力をつくすことができました。
合格を知ったとき、自分の努力、周りの支えがあってこその結果だと思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分の夢のために自信を持って一歩一歩進んでいけばかならず叶うと僕は思います。みなさんも頑張ってください。
奈良女子大学附属中等教育学校/聖心学園中等教育学校(英数Ⅰ類コース) 合格
「努力は裏切らない」
村上 龍乃介さん
私は4年生の時からKECに通い始めました。中学受験のきっかけは、兄が中学受験をしていたことです。そこから、「奈良女子大附属中に行きたい」と思っていました。
6年生の夏期受験強化特訓のリアル入試で落ちてしまったことがとてもくやしく、そこからたくさん勉強しました。しかし、11月の実力テストで国語が下がってしまい、さらに冬期受験強化特訓のリアル入試も落ちてしまいました。本当に悔しかったです。そこで先生方の言葉や親からの助言もあり、自習室で勉強するようになりました。
受験当日、ただただ自分の努力を信じて問題を解きました。大事にしたポイントはマーキングです。そのおかげで点数のとれた問題もありました。合格発表の時、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいでした。合格者の掲示をみると、自分の受験番号があり、とてもうれしかったです。
後輩に伝えたいことがあります。まず、絶対にあきらめず自分を信じること。これは本当に大切です。二つ目は、問題文をしっかりと見ること。少しでも点数を落とすのはもったいないことです。最後は支えてくれた人たちに、「ありがとう」を伝えること。周りには支えてくれる人がいます。その人たちに感謝の気持ちを伝えるのが一番大切なことです。みなさんも受験をがんばってください。
奈良女子大学附属中等教育学校/奈良学園中学校(医進コース)/奈良学園登美ヶ丘中学校(Ⅰ類) 合格
「ここまでがんばれた」
坂井 葉月さん
私は1年生のころからKECに通いはじめました。5年生になると授業の日も増え、「ついに受験が始まった」という感覚が強かったです。なかでも一番辛かったのは、友達と遊べないことでした。周りのみんなは楽しそうに遊んでいて、「今日遊べる?」と聞かれても断ることが苦しく、家では勉強の手を抜いてしまうことがほとんどでした。
しかし、5年生の夏期講習で近くの席になった子が話しかけてくれたことがきっかけで、仲の良い友達ができ、以前よりも勉強に取り組むようになりました。冬期講習は塾で過ごす時間が増え、いろんな人と話すようになり、みんなとの仲も深まっていきました。これも一緒に受験勉強をがんばってきたからこそです。
6年生になってからは、5年生の時よりも授業時間や演習量がとても多くなり、焦る気持ちが大きくなりました。どうすれば、この量をやりきることができるのかとても不安になりました。そんな気持ちを変えてくれたのは、周りにいる友達や家族です。私の気持ちを受け止めて、励ましてくれました。さらにロードマップで計画を立て、自習室やTTTなどの時間を利用することで、取り組むべきことをしっかりと演習できるようになりました。
そこからだんだんとモチベーションが上がり、KECの模試や実力テスト、リアル入試でも良い結果がとれました。そして「これまでがんばってきて、テストでも良い結果がとれているから、自信を持とう」という気持ちで試験に挑みました。
試験当日に心が落ち着いたのは、奈良学園中学校でのKEC集会です。同じ教室の友達に会えたり、先生たちに応援されたりして、心強かったです。おかげで受験した学校すべて合格することができました。特に第一志望校の学校で番号があったときは「ここまでいろいろ我慢してがんばれてよかった」と思いました。これまで支えてくださり本当にありがとうございました。