高校受験

奈良大学附属高等学校/上宮太子高等学校 合格

Hさん(橿原中学校)

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4月頃の私には、「理想」というものがありました。テストで高得点を取り、なんとなく勉強し、志望校に合格し、卒業するという考えの中で生きていました。定期テストで30点台だったとしても、何も思うことなく過ごしていました。「そのうち」と考え、未来の自分に期待していました。
私の今までの考えが変わったのは、夏休みのことでした。さらに細かく言うと受験強化特訓のリアル入試でした。リアル入試の約1週間前、とある先生と志望校を決めました。その志望校は当時の私には程遠く、絶対に無理だと感じました。それでも、近づけるとこまで近づこうと、電車での移動や寝る前の直前の、何もしない時間に勉強を取り入れました。しかし結果は不合格、それも9点差でした。私はその時、悔し涙を流しました。受験強化特訓の4日間はとてもしんどかったし、何度も逃げたいと思いました。
それでもまだいける、私はこんなもんじゃない、と自分に合う目標を作りました。「明日の小テストで満点を取る」や「今日できなかった問題は明日までに解けるようにする」など、とても身近な課題を、すべて目標とし、努力として積み上げました。
その後の模試や授業、家での自習をふまえて迎えた冬期勉強合宿。夏のリアル入試のリベンジでもありました。合宿でのリアル入試では志望校を変え、夏よりもハードルがあがりました。以前とは違い、私の心が折れることはなく、泣いても笑っても最高の3日間にしようと心に決め、リアル入試に挑みました。しかし、結果は不合格でした。それでも夏に解けなかった問題が解けたり、文章で答える問題での正答率が上がったりと、自身の成長を感じました。でも、何より悔しかったのが、6点差で不合格だったことです。それでも私が下を向くことはありません。数か月後にひかえる私立入試に向けて、また心を入れ替えて前に進みました。
夏の受験強化特訓や冬の勉強合宿で得たものは、絶対に意味があるもので、ここまで支えてもらえることはとても素晴らしいことであると、感謝することが増えました。「塵も積もれば山となる」というように、その山の高さが人によって違っていても、努力したことには変わりないんだなと思いました。
本命の高校の合格が分かった時、まずはうれしい気持ちがあふれました。友達など、たくさんの人に「おめでとう」と言われたときは、「私は頑張った」と心の底から自分の努力を認めることができました。それでも、目の前にはずっと行きたかった志望校、そしてまだ見えない未来があるのに、ふと後ろを振り返ると思い出が詰まった中学校や塾、今までずっと支えてくれた家族や先生、そして友達の存在があることに気づき、「受験は団体戦」という言葉の本当の意味が分かり、とても心にしみました。 私は私立専願で、すでに入学先が決まりましたが、まだ努力を続けて毎日頑張っている仲間がたくさんいます。「自分良ければすべてよし」ではありません。仲間の入学先が決まり、笑顔で話す日が来るまで、私はずっと応援し続けます。私と戦ってくれてありがとうございました。これからも頑張ってください。応援しています。

関西福祉科学大学高等学校 合格

Mさん(橿原中学校)

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私は、友人の紹介で中学1年生からKECに入塾しました。前に通っていた塾は自分に合わず1週間でやめてしまい焦っていましたが、友人のおかげでとても楽しそうな塾に入れてとても安心しました。
中学生に入ると定期テストが沢山あり、テストがある3週間前には塾で集中特訓が行われており、私はその度に本気で集中していましたが、どれだけ頑張っても点数に結びつかず、とても悔しくて悲しい思いをしてきました。けれど、定期テストを私は諦めることができず、粘りましたが、結局納得する結果は出ないまま3年生へと上がりました。 
3年生へ学年が上がると進路や学力診断があり、クラスの雰囲気もピリピリした雰囲気に変わり、1年生や2年生とは全然違う空気感でした。塾では勉強合宿や入試特訓、志望校別特訓、リアル入試があり、正直とてもきつかったし、しんどかったです。母には毎回「人生で1番と言えるくらい勉強してみなさい」と言われていました。私は母の言葉通り、家でも暇があれば勉強や自習室へ行き、納得するまで勉強して沢山質問にも行きました。けど、私の受験スイッチを押してくれたのは母だけではなくて、勉強合宿に行ってリアル入試を受け、いろいろな先生、仲間にもスイッチを押してもらいました。勉強合宿に行くのは沢山のお金が必要で家族会議を開いたほどでした。決して安い金額ではないし、嫌々行くならお金がもったいないと自分なりに考え、「行かせてください」と親に言いました。「頑張っておいで」と言ってくれたからこそ受験に対する思いがこみ上げてきて、やる気も上がったと思います。リアル入試は残念ながら悔しい結果になりましたが、授業や新しい友達、先生に助けられさらにやる気が上がりました。合宿にはいろいろな教室の先生がいて質問し放題でした。八木教室に帰ってきてからも沢山分からないところを分かるまで質問し、克服してきました
私は私立専願で出しており、受かれば早く終われます。入試は初めての体験でとても緊張して不安な思いが沢山ありましたが、受かった後のことだけを考え、入試を迎えました。私は専願なので面接もありました。塾や学校で練習していたので自信をもって試験に挑むことができました。緊張してご飯も食べられなかった状況で面接を受けて、受け答えは完璧にできたと思いました。合否が決まるまではドキドキしながら勉強を続けていました。私の高校は郵送で合否が送られてくるので、学校から帰ってきて母と二人で見ました。合格の紙が入っていた時は涙が止まらなくて、言葉に表せないくらいとてもうれしかったです。今までの努力は無駄じゃなかったです。
まだ公立の子、特色の子がいるので、自分だけでなく、周りの幸せを考えて行動していきます。そして、憧れの高校生になれる権利はあるけれど、浮かれすぎず、勉強は継続して取り組んでいこうと思います。

同志社国際高等学校/育英西高等学校(立命館コース) 合格

「自分を信じる大切さ」

石丸 紗羽さん(大瀬中学校)

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私は中学校に入学する春休みからKECに通い始めました。最初の頃は、なんとなく頑張っていればどうにかなるだろうと高校受験や勉強に対して軽い気持ちでいました。
しかし、中学1年生の終わり頃、そのような考えが大きく変わる二つの出来事がありました。一つ目に、クラスが変わって標準クラスから上位クラスになったこと二つ目に、同志社国際高校に行くという目標ができたことです。
私は、まずは直近の学年末テストで、上位クラスに自信をもっていられるくらいの点数を取ることを目標にしました。その志で中学3年生まで頑張っていましたが、中学3年生になって、周りに同志社国際を目指している人が少なかったことや募集人数が少ないことに対して不安を覚え、自分に自信がなくなってしまいました。そんなあやふやな気持ちのまま受けた中学3年生の2学期中間テストでは過去最低点を取ってしまいました。自分の中で「このままではダメだ」という焦りや上位クラスでついていけないのではないかという不安が生まれてしまいました。
そんな中、私のことを支えてくれたのは、KECの先生と友達、両親です。KECの先生との二者面談で「私はあなたが上位クラスに相応しい実力を持っていると思っています。今は辛くてなかなか付いていくのは難しいと感じるかもしれませんが、自分を信じて次のテストで頑張りましょう。」と励ましてもらいました。2学期末テストに向けて自習室に通ったり、たくさん質問をしたりして、これまでで一番頑張ったテストとなりました。そして冬休み開始の日、同志社国際高校を推薦で受けられることが決定し、KECの先生と分かちあえた喜びは今でも鮮明に思い出すことができます。
私は高校受験を通して、KEC八訓の「限界は設けない!自分は絶対できるんだと強く信じて取り組むこと。」のように自分を信じることが大切だと学びました。不安になるときもたくさんありました。辛くて泣いてしまうときもありました。しかし、先生の励ましを聞いて自分を信じて突き進むことができました。
たくさんの学びをありがとうございました。KEC生であることを誇りに思い、これからも自分を信じて頑張ります。

奈良県立大学附属高等学校(探求科)/近畿大学附属高等学校(進学コース)/奈良育英高等学校(選抜コース) 合格

斉藤 未悠さん(都南中学校)

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私が本気の受験生になったきっかけは、中3の2学期後半に行われた三者懇談でした。志望校を下げようとしていた私に、先生から「まだ全然狙える」と言われ、「受かりたい」という思いに火がつきました。
私が合格するまでに欠かせなかったことの一つは、毎日自習すること、勉強することでした。自分の部屋だとスマホやテレビの誘惑に負けてしまい、何も身につかないからです。しかし、分からないことがあればすぐに質問できる環境があったため、自習がはかどりました。
二つ目は、解き直しを徹底することです。見たことがある問題を何度も間違えるのは悔しいし、ストレスも溜まります。だからこそ、自分が理解できるまで何度も解き直し、質問を繰り返すことが大切です。おすすめの勉強方法は、『重要語句やポイント、暗記系の内容を付箋にメモして、一つのノートに貼って勉強する「付箋学習」』です。
三つ目は、親や先生への感謝を忘れないことです。親の支えがあるから塾に通えるし、先生の支えがあるから少しずつ成長できます。「今が決して当たり前ではない」と意識するだけで、「自分が今何をすべきか」が明確になってきます。
私は、目指したい自分と今の自分とのギャップが大きく、メンタルがボロボロになった時期もありました。それでも、「思いの分だけ強くなる」と信じ、最後の最後まで走り抜くことができました。
これからも自分のポテンシャルを信じて、諦めないことを大切にしていこうと思います。4年間、本当にありがとうございました。

近畿大学附属高等学校(進学コース)/奈良育英高等学校(総合進学コース)/京都橘高等学校(選抜類型)

「自分を信じて」

河本 真帆さん(三笠中学校)

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中3の12月までは、私はまだ受験に本気で向き合えていなかったと思います。受験というものを「どこか受かるやろ」「もし、でも偏差値足りてるし」と甘く見ていました。
そして、12月の冬季勉強合宿のリアル入試で不合格になってしまいました。本命の近畿大学附属高校の入試まで1ヶ月ちょっとしかないのに、「このままじゃ合格できない、どこの高校にも受からないかもしれない」という焦りと不安がありました。
そこからは、絶対に合格するために寝る時間と起きる時間を決めて、赤本をできるようになるまで繰り返し解くこと、そして八訓の、『「しんどい」「無理」「だるい」は禁止し、ワクワクするポジティブな言葉を使うこと』を続けました。それによって、「自分はできる」と思えるようになりました。
受験当日、めっちゃ緊張していましたが、「自分は絶対に合格する」「自分はできる」と強く思うことで、少しずつ緊張をほぐし、自分の全力を出して受験に挑めたと思います。
KEC生として受験を乗り越えることができ、嬉しく思います。ありがとうございました。

立命館宇治高等学校/奈良育英高等学校 合格

「継続は力なり」

出井 彪雅さん

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あっという間でした。KECで学んだこと、友達と競い合ったこと、夏期受験強化特訓の4日間、そこからの受験日までがあっという間でした。ですが、今まで学んだこと全ては、同時に永いものでもあると思います。
私は、小学校5年生の終わりに入塾しました。その頃の私は、何に対しても本気になれず、のほほんとしていました。そして勉強もまあまあできているやろうし、まあいっかと他人事のように感じていました。ですが、そのときから、この子凄いなと感じさせる子がいて、いつかあんな頭のいい子になりたいなと思うようになりました。だいぶ飛んで、そんなことをすっかり忘れた中学校3年生の夏、私は夏期受験強化特訓に参加しました。そして自分がいかに向き合う力がないかを目の当たりにしました。周りでは他の教室のKEC生が、休み時間も勉強し続け、授業中の質問にも普通に答えられていました。その時、このままではいけないと気づき、勉強と向き合うことに決めました。冬になるといよいよ受験前です。たくさんの高校の過去問を解いて、ふと見れば私はあの子と互いに競争しあうレベルになっていました。あの時のぼんやりとした夢が近づいていたのです。そしてその調子で受験し、滑り止め、第一志望校に合格することができました。この体験記を書く直前にも、私が数学は楽しいと感じさせてくれるきっかけとなったY先生、英語の質問で何度もお世話になったり、受験会場に私のためだけに応援しに来てくださったI先生、他にもK先生などが祝ってくださいました。とても嬉しい反面、お別れが悲しい気持ちもありました。そして今の私は何か1つの目標に向き合い続けることの大切さ、本気になる意味を知りました。
これから中学、高校受験が待っている人へ、最後に私の信念を伝えます。『継続は力なり』

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