合格体験記
奈良県立青翔中学校/智辯学園奈良カレッジ 合格
私は小学4年生の9月に、別の塾からKECに転塾しました。前の塾では「志望校に合っていない」と感じ、このままではダメだと思い、家族と相談して国公立に強いKECで学ぶことを決めました。
しかし、入塾テストではギリギリの合格。このままでは合格できそうな学校がない状態でのスタートでした。そんな私に先生は「一緒に頑張ろう」と声をかけてくれ、家族とも“逆転合格”を目指すことを約束しました。
ところが、最初の頃は勉強よりも遊びを優先してしまい、成績はなかなか伸びませんでした。実力テストでも教室内の順位は下の方。そんな私に対しても、先生たちはテストの中で良かったところを見つけてくれたり、手紙で励ましてくれたりしました。そこで私は、「先生に褒められると成績が上がるかもしれない」と思い、モノグサや解き直しに力を入れるようになりました。
その結果、少しずつ教室内順位が上がり、得点アップで表彰されることも増えてきました。そのときは本当に嬉しかったです。しかし、まだ受験生としての意識は低く、授業が終わるとすぐに帰るという生活を続けていました。一方で、自習室で頑張る仲間たちと少しずつ差が開いていくのを感じるようになりました。家族や先生からは「授業後の自習や日曜日の自習に参加してみたら?」と勧められましたが、なかなかやる気になれませんでした。
そんな私が変わったのは6年生になってからです。自習室で一生懸命勉強する仲間の姿を見て、「このままではいけない」「みんなと一緒に合格したい」という気持ちが強くなりました。そこから自習室に通うようになり、苦手だった作文もスラスラ書けるようになっていきました。そして迎えた中学受験本番。悔しい思いをして涙することもありましたが、家族は「笑って受験を終えよう」と励ましてくれました。最後の1週間は何度も過去問を復習し、入試当日を迎えました。
当日は、応援に来てくれた先生たちの声援を受け、緊張せずに問題に取り組むことができました。合格発表は一人でホームページを開きました。自分の受験番号を見つけたときは、信じられないくらい嬉しかったです。家族も先生たちも、みんな笑顔で「おめでとう!」と言ってくれました。私は、みんなの笑顔とともに中学受験を終えることができました。どんなときも励まし続けてくれた先生方、送り迎えをしてくれた家族、一緒に頑張った仲間たち。みんなのおかげで、私は自信を持って受験を乗り越えることができました。
本当にありがとうございました。