合格体験記
奈良学園登美ヶ丘中学校(Ⅱ類)/智辯学園奈良カレッジ中学部(S選抜クラス) 合格
題名にある「華麗なる」は勉強の合間の休憩時間にいつも聞いていた音楽からとりました。しかし、私の受験体験は初めから全てが華麗なるものではありませんでした。その一部を記します。
入塾したころは問題がなかなか解けなくて、自分に腹が立ちながらも先生に教えてもらうことで、だんだんと解ける問題が増えてきました。
しかし、成績はクラスの中で上げることができず、悔しくてたまりませんでした。このままではダメだと自分に言い聞かせ、5年生の夏期講習のときにほぼ毎日自習室に通って勉強をしました。そのおかげで成績が少しずつ上がっていきました。家族にもほめてもらい、うれしくて勉強をするのが楽しくなりました。
ですが6年生になり急に勉強が難しくなってきて、テストの結果も悪いことが続きました。過去問の内容も難しくて解けない問題も多く、悔し涙を流すこともありました。ぼくが落ち込んでいるときにはKECの先生が優しく相談にのってくれたり、力強くはげましてくれたりしたことで、「またがんばろう」という気持ちがわいてきました。入試当日は緊張で手が震えるほどでしたが、志望校の会場前で先生からの最後の激励をもらい、「絶対にやりぬこう」という気持ちがわいてきました。つらいことも多かった中学受験ですが、この経験を通して学ぶことも多かったです。たくさん支えてくれた先生方に感謝でいっぱいです。