合格体験記
奈良市立一条高等学校附属中学校/奈良教育大学附属中学校/奈良学園登美ヶ丘中学校(Ⅱ類)/育英西中学校(立命館コース) 合格
私はKECに入塾してすぐの頃は、授業の内容が簡単に感じられ、解き直しや質問をすることもありませんでした。授業がない日は学校の友達と遊んだり、家でゲームをしたりして、勉強はあまりしていませんでした。
しかし、ある時クラス替えでクラスが下がってしまい、友達がどんどん上のクラスへ上がっていくのを見て、焦りを感じるようになりました。自分も頑張って上のクラスに戻ろうとしましたが、勉強をサボっていた分、周りとの差を埋めることができませんでした。
そんな曖昧な気持ちのまま過ごしていましたが、受験が近づくにつれて、解き直しや間違えた問題の分析などをするようになっていきました。
6年の夏、先生に「本当に合格したいなら、リアル入試までの時間を必死で勉強しなきゃダメだ」と言われ、「このままじゃダメなんだ」と強く思うようになりました。そこからは「絶対に合格してやるんだ!」という気持ちで必死に勉強しました。その結果、リアル入試で合格することができました。しかし、合格点よりたった1点高いだけだったため、「このままでは本番の入試で合格できない」と感じ、その後は自習室をたくさん利用し、勉強量を増やしながら実力を高めていきました。
冬の勉強合宿では、夏の合宿とは比べものにならないくらい緊張しながら、リアル入試を受けました。合格発表の時は「ダメだったらどうしよう」と不安でいっぱいでしたが、自分の受験番号を見つけた時は本当に嬉しかったです。しかし、またしても合格点より1点高いだけでした。「まだ足りない」と感じ、それからは夜10時まで毎日自習室を利用し、さらに勉強を重ねました。
迎えた受験本番。緊張はしていましたが、自信もありました。しかし、結果は不合格。くじけそうになりましたが、先生たちからのメッセージカードを読み返し、「最後まで頑張ろう」と気持ちを奮い立たせました。すると、次の入試では無事に合格することができました。
そして、とうとう第一志望の受験の日がやってきました。これまで積み重ねてきた努力を信じ、全力で挑みました。結果は合格。その瞬間、嬉しくて飛び跳ねました。「頑張ってきたことは間違いじゃなかったんだ」と心から思いました。
私が合格をつかみ取ることができたのは、私を信じて応援し続けてくれた友達、先生、そして家族がいたからこそだと思います。本当にありがとうございました。