奈良学園中学校 合格

奈良学園中学校
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初めに中学受験を決意した時、受験の厳しさなどをよく理解していませんでした。とても軽い気持ちで受験というイメージがぼんやりとしかなかったです。受験へのイメージがくっきりと見え始めたのは、夏期勉強合宿に参加した時です。
私は夏期勉強合宿のリアル入試で落ちました。その時に、夢から覚めた気分になりました。とても悔しくて、涙がとめどなくあふれてきました。とても苦しかったです。本当に危険を感じたのは冬期勉強合宿だと思います。冬期勉強合宿が近付くと、夏期勉強合宿での出来事が思い出されて、絶対に合格するという気持ちが強くなり、勉強の効率も上がりました。そして、冬期勉強合宿のリアル入試の合格発表の日。私は合格していました。とてもうれしくて、合格した時の気持ちを知ることができました。その後の教室集合で、先生方からそれぞれお話があり、私は、そのお話の中で語られた先生方の思いに涙を流しました。合宿最後の日、先生方から全体へエールが送られました。その思いを聞いて、がんばっているのは自分だけではないから、さらに努力をしようと、残り期間も走りぬきました。
受験当日。あまりきん張はしていませんでした。なぜなら、自分に自信を持っていたからです。その日まで勉強した知識を信じるしかないのだから、不安になるのではなく、前を向いていこうと思っていたからです。
奈良学園中学校の入試が終わった後、少し合格する自信がありました。自分のすべてを出しきった気がしました。車の中で合格発表を見たのですが、合格したと分かった時に、ついさけんでしまいました。合格するとは、それほどうれしいことなのです。
これから受験するみなさんへ、伝えておきたいことがあります。それは、周りへの感謝を忘れないことです。中学受験にいどむことが出来て、そのためにあたりまえのように塾へ通っているみなさんは本当に幸せ者です。世界には勉強したくても出来ない人々が多くいます。その人達の分も勉強して、合格をつかみとってください。そして、これまで私を支えてくださったKECの先生方、お母さん、お父さん、本当にありがとうございました。

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