青翔中学校
令和6年度(2024年度)入試対策ポイント

適性検査1:国語 入試対策

1.「要約」「物の見方のストック」「自分の考えの構築」の習慣化

「今読んだ文章」と「過去に読んだ文章」の内容を自分の頭の中で比較する習慣が、「入試会場で『複数情報』を処理する力」につながります。

具体的には、日々の「論理的文章での学習」において下記の①~③を心がけましょう。

① 「『文章の主題』は〇〇、『筆者の主張』は△△、『主張の根拠・理由』は◇◇」というように、文章内容を自分の言葉で説明しましょう。

② 「今読んだ文章」に関連する「過去に読んだ文章」の内容を自分の中で再現しましょう(再現方法は上記①)。

③ その上で、「自分自身の意見の構築」を試みましょう。

2.「知識領域」の反復学習

知識問題については「ローマ字知識」「漢字知識」など、「小学校で学ぶ知識領域全体」が出題範囲となるため、幅広い学習が必要です。

適性検査2:算数 入試対策

まずは、奈良女子大附中対策と同様に、日頃から途中の式をかく練習が必要です。

また、受験算数の基本的な考え方や知識を使う問題も出されるので、基本問題の反復練習を行いましょう。

特に、言葉での説明が必要となる問題は、苦手な生徒が多いので、日頃の授業の中でしっかり練習を積んでおきましょう。
(奈良女子大附中の対策をしておくと、青翔中の対策にもつながります。)

会話文の問題は、情報の取捨選択が重要になります。

問題を解く上で必要な情報にきちんとマーキングをし、何度も同じ文章を読まないで済むようにすることで、時間短縮にもつながります。

国語の長文を読むときと同じように、算数でも普段から重要と思う部分にマーキングをしながら問題を読み進めるようにしてください。

近年、問題の難易度も上がってきているので、受験算数の基本的な内容をきちんと定着させて入試問題にのぞむようにしましょう。

また、別の方法での解き方を考えさせる問題もよく出されるので、算数の授業で、自分の解き方で合っているからということで終わらず、先生が示した別のやり方や、他の生徒が解いた別の解き方もきちんと聞き、学びを深めていきましょう。

適性検査2:理科 入試対策

まずは基礎的な力をつける必要があります。

そのためにも、まちがった問題の解き直しは必ず徹底しましょう。

また、表やグラフを利用する問題が数多く見られるため、表やグラフから分かることを読み取ることができる力が要求されます。

そのためにも、普段から「なぜこの結果になったのか」「なぜこの現象が起こったのか」を考え、自分の言葉で書く練習が必要になります。

適性検査1:社会 入試対策

例年、複数の資料を比較して、共通点や違いを説明する問題と、基礎的な知識を問う問題の組み合わせが多いです。

過去には記述問題は100字程度の作文形式の問題が出されました。

選択問題や記述問題を問わず、資料を使った問題が出されています。

このため、社会の基本用語の理解を徹底し、要約する訓練がポイントになります。

また、資料を読む→考える→答えを書くという流れとなるため、問題を解く際の時間配分にも気を付けましょう。

知識問題は教科書レベルのため、まずは教科書をしっかり読んで、資料と共に理解を深めましょう。

さらに記述対策として、その資料から読み取れることを整理してまとめる練習も効果的です。

適性検査3 入試対策

放送されている内容や、 他の受験生が発表していることを聞きながら、 過不足なくメモを取る練習が必須です。

ただし、この練習は普段授業を受けている中で十分行うことができるものであり、 板書されていないことも書き留める癖をつけておくことが大切です。

また、 自分の考えをわかりやすく伝えるための発表の方法にも慣れておきましょう。

過去の入試対策ポイント 

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