奈良教育大学附属中学校 令和5年度(2023年度)出題形式

国語 入試対策

知識定着と基本動作の徹底(確実な解答を実現するために)

① 「知識」「読解」のバランス良い学習

「慣用句」「熟語の構成」など、知識領域は様々な分野があるが、その一つひとつを確実に自分のものとする継続的な努力をしましょう。

読解については、「本文マーキング」「設問マーキング」「選択肢マーキング」を習慣化し、「確実に本文を読む」「確実に質問内容をつかむ」「確実に選択肢を見極める」という姿勢を持ち、「取りこぼしのない解答」ができる力をつけましょう。

② 「自分の考え」を「相手に伝わるように」書く作文練習

200字を超える作文は、「なんとなく思いつくまま書く」という書き方では、「伝わらない」「途中で行き詰まる」ということにつながります。

普段から、①「自分の考えは〇〇だ」を整理する、②「自分の考えを伝えるためには~という構成で書く」、 ③「主語・述語」を意識して文を書く、という3つの習慣を持ちましょう。

算数 入試対策

まずは、基本的な内容を徹底的に押さえておく必要があります。

計算問題や資料の調べ方は必須です。

規則性や速さはもちろん、平面図形・立体図形や特殊算なども基礎問題をしっかりと反復練習をしておく必要があります。

問題数の割に時間が少なく、速く正確に解く必要があるため、丁寧に数え上げることや素早く計算する力も必要となります。

日頃から時間を意識した計算練習を行っておくとよいでしょう。

奈良教育大附属中の算数に限らず、入試では計算力が必須となるので、毎日の計算練習(小数の四則計算・分数の四則計算・小数と分数の混合計算)を行いましょう。

また、グラフの問題では、きちんとグラフをかくことができれば解ける問題も多いので、これからの授業で扱うグラフをかく問題で、くり返し練習しておきましょう。

総合:理科 入試対策

物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されるため、苦手単元を作らないことが必要になります。

基本知識問題については、間違った問題の解き直しを通して徹底的に覚えていく必要があります。

また、記述問題については、問題文から「何を問われているのか」と「解答を作るための条件」を見つけ、それに対する答えを書く力が要求されます。

そのため、問題文から重要な部分が何かを読み取る力や、資料を正確に読み取ったうえで自分の考えをまとめて説明する力を身につけること。

なぜこのような実験結果が起こるのか、何が資料から分かるのかなどを普段から考え説明する練習をしていきましょう。

総合:社会 入試対策

教科書に掲載されている基本的な知識問題に加え、比較的文字数が多い記述(100字程度の作文形式)問題が出されます。

記述問題は読解力や思考力、表現力が要求されます。

そのためには自分の意見をまとめたり、資料を正確に読み取ったりする練習が必要です。

今後の対策として、奈良教育大附属中の過去問に加え、季節講習で行う記述編の授業などで、多くの記述問題を解き, 記述の書き方やポイントを習得しましょう。

教科書や資料集に登場する資料・写真に、多く触れておくことも重要です。

面接 入試対策

募集要項では「面接」として検査内容を発表していましたが、実際は「グループディスカッション」でした。

他校での出題例も参照しながら、どんな形で入試が行われてもあわてないだけの準備が必要です。

今年はたずねられなかった奈良教育大附属中に対する志望動機や、小学校生活で学んだことなどについても想定問答集を作り、まとめておくと安心です。

 

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