お知らせ
知らないと損する奈良県公立高校入試(入学選抜)の改善点について
※2024年10月2日更新
高校入試(入学選抜)と調査書(内申書)のつけられ方が変わった!
【現中1・中2生】
奈良県立高等学校入学者選抜において、下記1~3を令和8年度入学者選抜(令和7年度実施)から導入されます。
1.現行の特色選抜と一般選抜が共通選抜に一本化されます。
2.共通選抜において第2希望校申告を導入します。
3.調査書(内申書)における学習成績の取扱いを第1学年からとし、観点別学習状況の評価も活用します。
奈良県公立高校入試の変更点
現行の特色選抜と一般選抜が共通選抜に一本化されます
これまでの奈良県公立高校入試では、2月中旬に実施される「特色選抜」と3月中旬に実施される「一般選抜」の2つが実施されていました。
▼これまでの奈良県公立高校入試 選抜方法
「特色選抜」
2月の中旬に実施。
専門学科・総合学科・普通科の一部コースで実施。
「3教科(国・数・英)の学力検査、内申点」に加えて、学校独自検査・面接・実技検査から各校が1つ以上選択して実施される選抜方法。
「一般選抜」
3月の中旬に実施。
特色選抜以外の普通科などで実施。
「5教科(国・数・英・理・社)の学力検査」と「内申点」で合否が決まる選抜方法。
特色選抜の追加募集も、同じ学力検査を受検します。
と、上記のように奈良県公立高校入試は2月と3月の2回、選抜が実施されていました。(二次募集を除く)
それが、変更後は一本化され、原則としてすべての学校を対象に3月上旬に実施されることとなります。
また入試日が同じになるだけではなく、科目数も原則として「5教科」受験となります。
特色選抜で受験する学校を志望校としていた方は、理社を除いた3教科に力を入れて対策することも多かったかと思いますが、これからは5教科すべての対策が必須になります。
共通選抜において第2希望校申告を導入します
これまでの奈良県公立高校入試では、「第1希望校」のみの出願でした。
それが、今回の変更で「第2希望校」まで申告が認められることになります。
基本的には、出願者が募集人員に満たない学科・コースについて、第2希望者の合否判定が行われます。
ただ、専門学科や普通科の特色あるコース等(これまでの特色選抜の対象学科・コース)については、出願者が募集人員を満たしている場合でも、募集人員の一部について第2希望者を含めた合否判定を行うことができるようになります。
調査書(内申書)における学習成績の取扱いを第1学年からとし、観点別学習状況の評価も活用します
これまでは中2・中3の内申点のみが公立高校入試で用いられていました。
それが2026年3月実施の入試では、中1も対象になりました。
ただし、中1・中2は5段階評価が用いられるのではなく、「主体的に学習に取り組む態度」の観点の3段階評価×9教科が用いられます。
変更点を受けてKECの見解
今回の変更を受けて、今まで奈良県では調査書(内申書)の対象学年が中学2年生からだったものが、中学1年生からに変更され、観点別学習状況の評価も活用されることとなります。
学習状況評価の3つの観点は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」から構成されております。
今までは、中2、中3の成績を3つの観点でバランスよく合わせたものが5段階評定で評価されていましたが、中1、中2おいては、観点3の「主体的に学習に取り組む態度」のみで評価される形式になります。
中3に関しては、従来通りの評価で継続されます。
これまでの奈良県では中学2年生からの成績が高校入試に影響していたのが、今後は中学1年生からがその対象になり、中学1年生から受験を意識した学習が必要になります。
学校での取り組みが反映される調査書(内申書)の評価を上げるためには、副教科を含めた定期テストで良い成績を残すことはもちろん、学校での授業態度や過ごし方がますます重要になってきます。
中1・中2の調査書(内申書)に影響する観点3「主体的に学習に取り組む態度」具体的な評価方法としては、以下のものが挙げられます。
●ノートやレポート等における記述
●授業中の発言
●教師による行動観察
KECのカリキュラムについて
KECゼミナールでは成績向上はもちろん、「主体的に学習に取り組む態度」の指導もしております。
①勉強の仕方の指導
授業の中で先生の解説をきくだけでは成績があがりません。自分でその意味を考えて理解をすることで、本質的な理解につながります。KECでは子供たちに正しい勉強を身に着けさせて、自分自身で成績を上げられる生徒に育ってほしいという想いがあります。そのために、丸付けの仕方や解説の読み方・途中式の書き方などの指導までを行っています。
②学習習慣を身に着ける「毎日課題」
KECでは毎日課題と称して、英単語と計算問題を中心に課題に取り組んでいただいています。これは、学習習慣をみにつけるためと勉強の土台を作るためです。これらの取り組みの成果を見るために、週に1回確認テストを実施しています。
③自ら目標・計画を立てるためのツール「ロードマップ」
観点3の項目にもあるように、「主体的に学習に取り組む態度」は日々の取り組みから評価をされます。KECではロードマップという学習計画手帳を生徒に配布し、定期テストや入試などの目標を決め、その目標を達成するために、具体的にどのような学習をしたらよいのかを考えスケジュールに落とし込んでもらっています。また、計画を立てっぱなしにするのではなく、先生がしっかりと進捗を確認し、適時アドバイスも行っています。
さらに、定期テスト前約2週間は、KECCADASと称して学校別の定期テスト対策を行っています。
定期テストの成績・内申点を高め、合格力を高める。
定期テスト2〜3週間前から通常授業をストップし、中学校別の定期テスト対策授業『KECCADAS(ケッカダス)』を実施します。地域中学校の定期テスト傾向を知り尽くしたKECが、学校別・教科書別に分析を重ね、的中率の高い演習教材を作成。G-PDCAサイクルに基づく無理・無駄のない綿密な学習計画に沿って、自己最高得点を目指します。さらに定期テスト終了後も振り返り面談を行い、勉強法の検証や目標点の設置を見直し、改善を繰り返します。
まとめ
今回の改善で、調査書(内申点)の評価基準が大きく変わったことが分かりました。
KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールでは一人ひとりのベスト校合格のために高校受験コースでは、変化する高校入試対策も万全。
手厚い定期テスト対策から、人間力の育成までトータルにサポートします。
只今、無料の学力診断を最寄り教室にて開催しております。結果をもとにベスト校を目指した学習アドバイスも行っています。
ぜひご相談ください。
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