【教室便り】生駒教室
【奈良県立国際中学校について①】
2023年度開校の奈良県立国際中学校。
一般募集の最終倍率は2.36倍という発表がありました。
気になる入試問題ですが、本日より順番に各教科の入試問題の傾向をお届けしたいと思います。
その前に、奈良県立国際中学校の検査内容を確認します。
適性検査Ⅰ(40分/100点満点):言語や社会に関する内容からの出題
適性検査Ⅱ(40分/100点満点):自然や数理に関する内容からの出題
適性検査Ⅲ(5分程度):個人面接(日本語と英語でのやり取り)
まずは適性検査Ⅰの国語領域についてです。
国語領域は「知識」・「読解」・「作文」の3本柱で構成されていました。
問題文と作文が連動し、作文でも本文読解力が必要な問題が出題されていました。
問題文や作文の字数は多かったものの、筆者の主張は比較的読み取りやすいものでした。
≪国語領域の入試問題攻略に必要な力≫
・本文の内容を自分の言葉で要約する力
・本文の内容をもとに自分の考えを構築する力
KECでは、小5からの中学受験コースに『表現国語』という科目があります。
表現国語とは通常の国語と違い、漢字や記号の選択問題は出題せず、主に記述問題や作文の問題を扱います。適性検査型入試や近年の中学入試で求められ始めているのは、
1. 本文や複数の資料から示される事実を正確に読み取ること
2. 自分なりの意見やその理由を的確に表現すること
3. 現場思考力(アドリブ力)
です。表現国語では上記3点の訓練を徹底的に行います。
講師と生徒、あるいは生徒と生徒との双方向のコミュニケーションを取りながら授業を進めます。一度表現国語を受講してみてください!お待ちしています!