【教室便り】五位堂教室
【中学受験合格体験記⑤】大教大天王寺中合格🌸
藤本耕史くん(當麻小学校)
大阪教育大学附属天王寺中学校
奈良学園中学校(特進コース)
明星中学校(特進コース)
「根は変えなくていい」
僕は4年生の冬に入塾しました。その頃の僕と今の僕では、根本的な部分はそこまで変わっていません。ただし、全く変わらないわけではありません。受験を通して、少しずつ成長できた自分がいます。
最初の転機は、5年生の8月実力テストのときでした。このとき先生が「チーム戦をしよう」と言い出し、3人のリーダーが決められました。僕はそのリーダーに選ばれ、責任感が芽生えました。その責任感のおかげで、実力テストの勉強に真剣に取り組むようになり、自習の大切さとみんなと頑張る楽しさを学びました。
次の大きな学びは、6年生の実力テストでの経験でした。このとき歴史に大苦戦し、順位を下げてしまいました。その反省から、暗記用アプリのモノグサをやり込み、復習の大切さを身に染みて感じました。復習を重ねることで、自分の弱点を少しずつ克服する喜びを知ることができました。
そして最後の大きな経験は、冬期合宿でのリアル入試でした。このとき、僕は4点差で不合格になり、さらに300点台にも届きませんでした。この悔しい経験を通じて、緊張への向き合い方と、ミスを減らすための姿勢を学びました。
試験当日、僕はこれまでの経験のおかげで、緊張することなくテストを受けることができました。振り返ってみると、根本的な自分自身はほとんど変わっていません。ただし、受験を通じて少しずつ成長し、大きく変わることができました。
後輩たちに伝えたいのは、「根は変えなくても、自分は変われる」ということです。すべてを変える必要はなく、受験に必要な部分を少しだけ変えればいいのだと思います。少しの変化を続けることが、大きな成果になります。大事なのは、受験に真剣に向き合う気持ちと小さな変化の継続だと思います。
(教室長より)
本当に合格おめでとう!4年生の冬からの耕史君の成長をずっと見てきたけど、一つ一つの経験を大切にして、しっかりと成長してきた姿がとても印象的でした。
5年生のチーム戦ではリーダーとしての責任感を持ち、みんなと一緒に頑張る楽しさを見つけたこと。そして、6年生の実力テストで悔しい思いをしても、モノグサを活用して復習に力を入れ、自分の弱点を克服するために努力したこと。どれも簡単なことではなかったと思うけど、諦めずに取り組む姿が本当に素晴らしかったです。
冬期合宿でのリアル入試では、悔しい結果に終わったけれど、それをただの失敗にせず、大きな学びに変えられたのが耕史君の強さだと思います。
耕史君が後輩たちに伝えてくれた「根は変えなくても、自分は変われる」という言葉、本当に素敵だね!すべてを、大きく変える必要はなくて、小さな変化を積み重ねていくことで、大きな成果を得られることを耕史君自身が体現してくれました。その姿は、きっと多くの人の励みになるはずです。
これからも自分らしさを大切にしながら、小さな変化を続けていってね。新しいステージでのさらなる成長を楽しみにしています。本当におめでとう!