【教室便り】五位堂教室
【KEC】合格体験記③
KECゼミナール五位堂教室です!
合格体験記、まだまだ紹介していきますので、どうぞご覧ください。
合格体験記③『逃げても立ち直れば良し』
海田 莞佑 くん
大阪教育大学附属天王寺中学校 合格🌸
『逃げても立ち直れば良し』
僕は、KECに3年生の3学期に入塾しました。何と、そのころ、記述力もゼロ。途中式も書かないくせに暗算力もゼロという、心配になるような状態で入塾しました。
しかし、中学年からの、徹底した記述力の底上げというKECの武器のおかげで、全ての教科の記述が少しずつ書けるようになりました。その調子で模試の判定も途中まで良かったです。
しかし、題名の通り、「逃げ」たくなるような時期がありました。そして、実際に「逃げ」ました。
それは夏期講習が終わり赤本に取り組んでいた時期でした。赤本の出来が悪いから、勉強が嫌いになり、1ヶ月も勉強をしてませんでした。その時、KECの先生に「受験を合格するのではなく、受験から何かを感じ取ってほしい」と言われ、最後までやり切ることを決め、立ち直りました。
1か月ほど勉強から離れた期間があった分、周りとの差を感じました。しかし、KEC八訓の6番である、「過去と他人を受け入れて、未来と自分を変えるエネルギーにつなげること」を思い出し、過去によって生じた他人との差を埋めようとは思わず、皆と共に前に進みました。
受験当日は、周りの人を気にしていなかったので、緊張をしませんでした。そして、合格発表のとき、先に僕が結果を見て、うるうるした目で合格発表を渡し、お母さんの肩をつかみ吠えました。
僕がこの中学受験から学んだのは、一度あきらめても立ち直れば成功することがあるということです。
皆さんも、うまくいかないこともあると思います。しかし、その事をあきらめるのではなく、未来と自分を変えるエネルギーにつなげてください。
教室長より
莞佑くんは、作文では「一度逃げた」と書いてくれていますが、秋以降のこの子のひたむきな努力は本当に素晴らしいものがありました。
国語と算数が苦手だったのですが、天王寺の1次試験は国語と算数の力が求められるため、とにかく苦手と向き合い続ける受験生活でしたね。
何度も何度も解き直しをし、うまくいかないことへの辛さ、悔しさを感じても、めげずに、諦めずに、取り組む姿は本当に立派でした。
また、保護者様も莞佑くんをすごく支えてくださり、解き直しのフォローに励んでくださいました。
まさに、莞佑くんと、保護者様と、KECの三位一体でつかみ取った逆転合格でしたね!
本当におめでとう!
受験を通して得た、諦めない心を、中学生活でも生かしてくださいね。