奈良女子大学附属中等教育学校
奈良女子大学附属中等教育学校
理科の出題傾向と勉強法について
みなさん、こんにちは!
ブログ担当の二宮です。
2月も終わり3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
みなさん、体調管理は大丈夫ですか?
さて、今年度の奈良女子大附属中の入学適性検査から、グループディスカッションが実施されるようになりました。
KECでは、昨年の秋の模試からグループディスカッション対策を行っています。
そして、昨年の秋に実施した奈良女子大附中模試のグループディスカッションのテーマと、
今年度の奈良女子大附属中の連絡進学者の適性検査で行われたグループディスカッションのテーマが見事一致しました!
11月実施 奈良女子大附中模試 グループディスカッションのテーマ
「2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックを機会に、海外の人々に奈良の魅力(歴史・文化・自然など)をアピールしたいと思います。
現状の奈良がかかえる課題をあげ、それをどのように解決すべきかをふまえて、奈良のどういう点をアピールすれば、外国人は奈良を訪問しようと思うかを考え、ディスカッションしてください。」
↓
奈良女子大附属中 連絡進学 適性検査 グループディスカッションテーマ
「大阪万博が2025年にあり、たくさんの外国人が関西に来ます。その外国人に奈良の魅力を伝える文章を考えて、紙に書きなさい。
(15分後)文章に十字以内以上にタイトルを付けなさい。」
初年度にもかかわらず、テーマを的中させることができたのは、
KECが今までの出題傾向を研究し、模試を実施している証拠です。
今後も、少しでも受験生の役に立てるように模試を実施していきますので、ぜひ、ご期待いただけたらと思います。
それではここから、理科の出題傾向と勉強法についてです。
今回は理科教科主任の横野先生からお話してもらいます。
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今年度の奈良女子大附属中の理科の入学適性検査問題の出題傾向をお話しします。
大問1は、自家製の雨量計を使って、1時間の降水量を求める問題でした。
また、小問3問のうち、雨量計を設置するときの注意点の説明が1問、計算問題が1問、
算数的な考え方を使って説明する問題が1問で、すべてが記述問題でした。
大問2は、水溶液の性質を調べる実験方法の説明を含む全2問で、こちらもすべてが記述問題でした。
全般的には、実験の注意点の説明、計算問題、実験方法の説明と、かなりバラエティーに富んだ出題だったと思います。
この今年度の奈良女子大附属中の理科の入学適正検査問題に、
KECの奈良女子大附中模試で配布されたテクニック集の中の問題とほぼ同じ問題が出題されました!
さて、差がつく問題として、実験方法の説明などの記述問題があげられます。
みなさん。このような記述に対し、どのような対策を取ればいいと思いますか?
その答えは大きく分けて2つです。
①記述するときのルールを覚える。
②繰り返し記述の練習を行う。
今回の奈良女子大附中模試の理科は、小学5年生までに学習した内容から出題されます。
また、記述のルールを覚え、記述の練習をするにはもってこいの機会になります。
奈良女子大附属中の適正検査問題を研究しつくした、KECグループの女子大附中模試で記述解答作成力をみがいてください。
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★次回のブログの内容は、「算数の出題傾向と勉強法について」です。
※配信予定...3月11日 どうぞお楽しみに!