奈良教育大学附属中学校
奈良教育大学附属中学校
算数の勉強方法について
みなさんこんにちは。
いよいよ12月。受験シーズンが真近になってきました。受験勉強は順調に進んでいますか。
奈良教育大附属中模試のブログ第5弾は算数の勉強方法です。中学受験部算数科主任の松本先生からのお話です。
その前に、奈良教育大附属中模試のお知らせです。
日時:12月10日(日) 8:50~13:10(集合時間 8:40)
会場:KECゼミナール奈良教室、西大寺教室
みなさんのお越しを心からお待ちしております。
なお、当日は奈良マラソンが実施されます。周辺の道路などの規制や混雑なども予想されます。時間に余裕を持ってご来塾いただきますよう、お願い申し上げます。
では、中学受験部算数科主任の松本先生から算数の勉強方法のお話しをしていただきます。
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平成29年度入試より、算数の試験時間が40分で、30点満点に変更になりました。それに伴い、コンパスを使った作図も出題されるなど、今までなかった問題も出題され、小問数も増えることになりました。40分で25問程度を解かなければいけないので、スピードを意識した取り組みが必要です。
ただし、出題される単元については、例年と変わらず、『速さ』『割合』『平面図形』『空間図形』『整数の性質や規則性』などが主な出題単元であるので、過去問演習を十分に行い、出題傾向を頭に入れるようにしましょう。
もう一つの特徴が、例年『速さとグラフに関する問題』が出題されています。グラフを読み取らせる、グラフをかかせる、かいたグラフから数値を読み取らせるなど、「作業」をともなう問題が出題されます。グラフの問題をしっかり練習しておきましょう。
平成29年度の算数の合格者平均点が16点になりますので、いかにケアレスミスを防げるかどうかがポイントになります。難度の高い問題をきちんと見極めて、解ける問題に焦らず取り組むことができるようになるために、過去問演習を頑張りましょう。
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みなさんいかがでしたか?
スピードを意識した取り組み、「作業」を伴う問題などが出題されるようです。
普段から、早く正確な計算力と、問題の意味を的確にとらえ作業していく力が必要になってきます。時間をはかっての演習などを徹底してみてはいかがでしょうか。