奈良女子大学附属中等教育学校
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表現Ⅰのポイントについて
みなさん、こんにちは!ブログを担当します津田です。
もうすぐ奈良国立博物館では正倉院展がスタートします。毎年、これが始まると秋だなあと実感します。
さて、今回は表現Ⅰの内容についてお話をしたいと思います。
みなさんご存じのとおり、表現Ⅰは国語と社会の内容が出題されます。
まずは、社会科教科主任の津田からお話をさせていただきます。
社会は毎年、大問1として出されます。問題数は5~6問程度で、30点分です。1問あたりの配点は3点~9点となっています。
例えば、「東大寺正倉院におさめられている宝物を1つ答えなさい。」「貝塚から発見されるものを1つ答えなさい。」のような問題は、3点配点である場合が多くなっています。このような問題は、社会のテキストに載っている一問一答の問題を数多くこなしていくことによって対応ができます。
しかし、グラフの読み取りや意見を書く問題では、どのように書けばいいのか、自分ではなかなか判断ができません。
そこで!
ぜひこの模試を受けて、解法のテクニックを学んでほしいと思います。
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それでは次に、国語科教科主任の渡辺が、表現Ⅰ(国語分野)のポイントを紹介させていただきます。
①「文章の内容を自分のことばで要約する(手短にまとめる)」
②「問題文の内容を身のまわりのできごと(=現実の世界)に結びつけてみる」
この2つを普段から心がけることが、表現Ⅰ(国語分野)での得点力をつけるカギになります。
2017年の適性検査では、「問題文の内容から考えると、~の場合はどのようになりますか?」、「この資料と問題文の内容の『共通点』または『ちがい』について書きなさい」という内容の出題がされています。
つまり、「問題文の内容がわかる(A)→問題文にもとづいて、様々なことがらについて考察できる(B)」という力を試されています。
(A)のためには①が、(B)のためには②が、大切な「練習」になります。
いかがでしたか?
過去問を研究し、取り組んでみてくださいね。
次回は、表現Ⅱ(算数・理科)について紹介します。お楽しみに!!