【教室便り】天理教室
新高1生必見!大学受験への勝負は既に始まっている?!
こんにちは。
KEC個別天理教室です。
今回は新高1生の皆様へ向けた耳より情報をお届けいたします!
このブログを最後まで読み終えた頃には、大学受験への勝負が既に始まっているという言葉の意味が理解出来、皆さんの勉強に対するモチベーションが急激に高まっている事をお約束します。
「大学受験=一般入試」は大きな間違い!!
さて、皆さん!
突然ですが、高校にも中学と同じように内申がある事をご存知でしょうか?
高校ではこれまで内申と呼ばれていた物が調査書と名前を変えますが、学期ごとに皆さんの成績が5段階の評価で付けられるという点は変わりません。
そして更に!この調査書の点数が大学受験においても非常に重要な役割を果たすのです。
まずは大学受験の入試方式について見てみましょう!
大学受験は高校受験と違って、様々な入試方式がある事が分かります。
皆さん一番馴染みがあるのが、右下にある一般選抜(一般入試)ですね!
共通テストや二次試験という言葉を聞いた事がある人もいるのではないでしょうか?
最大の特徴は”学力一発勝負”という点ですね。
それまでの高校での成績は一切評価をされず、当日の点数のみで合否が決まります。
・・・
「あれ?じゃあ調査書の点数が重要というのは嘘??」
と思った生徒諸君!
それが大きな落とし穴になるのです。
冒頭にもお伝えをした通り、大学受験は高校受験と違い、入試方式が多種多様です。
何も一般選抜だけが大学受験の全てではありません。
どころか「大学受験=一般選抜」という固定概念を持ち続けている事は大きなリスクです!!
こちらのデータをご覧ください!
こちらは大学受験(国立大学)の一般選抜による平均倍率になります。
倍率と聞いても今ひとつピンッと来ませんが、例えば今年の高田高校を例に考えてみましょう。
今年高田高校は募集人数360人に対して受験者数426人とかなりの激戦区でした。
この高田高校の倍率が1.18倍です。
では仮に募集人数を360人のままと考えた時、倍率4.7倍とは一体どれくらいの受験者数になるでしょうか??
・・・
ずばり1692人です。
いかがでしょうか??一般選抜のみで大学受験を考える事の恐ろしさを理解いただけましたか??
ここまでを読んでいただき、大学受験の一般選抜による競争倍率の高さを理解できた生徒であれば次にこんな事を思うのではないのでしょうか??
「もっと確実に大学の合格を勝ち取れる入試方式はないのか!!!」
ありがとうございます!!実はあるんです!!
それが指定校推薦という入試方式になります!
合格率脅威の99%!!指定校推薦とは一体??
さて!大学受験の難しさを理解し、もっと確実な入試方式を求める生徒の為に、ここからは更に耳寄りな情報をお届けします!
早速ですが皆さん、指定校推薦をご存知でしょうか?
主に高校の評定などの書類審査や面接、小論文によって、受験生を総合的に評価する選抜方法になります。
指定校推薦は私立大学で行われており、自分の高校が指定校になっていると受験できる推薦制度です。
大学側から評定基準や検定などの出願条件が出ますので、それを満たしていれば誰でも出願する事が可能です!
そしてなんと言ってもその最大の特徴は脅威の合格率99%という点!!!
出願をし、試験の場にさえ立つことが出来ればかなりの高確率で志望校の合格を勝ち取る事が出来るのです。
ただし、指定校推薦は各学科につき1~2名までしか受験が出来ないのでその点は注意が必要です。
そしてこの指定校推薦こそ、冒頭でお伝えした調査書の点数が非常に重要な役割を果たすのです!!!
例えばこちらは近畿大学経済学部の出願条件になります。
※ただし出願条件は学校や年度によって変更になる場合がございます。従って必ずしも下記の条件を満たせば出願できるという訳ではないので、ご注意ください。飽くまで一つの基準として紹介させていただいております。
「全体の評定平均4.0以上かつ英・国・地歴・公民・数のいずれかの評定が4.0以上、もしくは評定平均3.8以上かつ英検2級またはTOEIC500点でも可」
この評定とはいわゆる内申点の事です。評定平均4.0以上と表記されている理由ですが、察しの良い人は何となく分かるのではないでしょうか。
指定校推薦におけるライバルは全国の生徒ではございません。
指定校推薦における最大のライバルは同じクラス、同じ学年で勉強をする同級生です!
そして指定校推薦に出願できるのは、各学科に一名のみ!
4.0以上と表記された出願条件はつまり、指定校推薦は基準を超えておりかつ内申が高い生徒から一名選抜されるというメッセージです!
より高い内申を確保しておくことで、自分の受験したい大学に確実に出願する事が出来るのです!
では肝心の評定ですが、一体いつからの評定が含まれてくるのでしょうか??
指定校推薦に必要な内申は高1一学期から!準備は出来ていますか?
こちらの表をご覧ください。
高校受験に必要だった内申点と、大学受験に必要な内申点を比較した表になります。
見ていただいて分かるように、大学受験に必要な内申点はなんと高1の一学期から!
逆に高校受験の時には大きな影響力のあった3年生の内申点は大学受験においてはほとんど必要になりません。
これが大学受験への戦いが既に始まっているというメッセージの根拠です!!
高校受験の感覚で、「部活を引退した3年二学期からスタートしよう」ではもう遅いのです!!
そしてスタートに出遅れた場合、指定校推薦という受験方式は自動的に消去され、倍率の高い一般選抜で勝負せざるを得なくなってしまうのです。
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最後に
さて、いかがだったでしょうか。
今回は一般選抜の難易度から指定校推薦に必要な内申と押さえておくべきポイントを一気にお届けしました!
しかし!大学受験においては様々な入試方式があり、今回私が紹介した物でもそのごく一部です。
受験は情報戦と言われますが、まさにその通りです。
正しい情報と知識を身に着け、大学受験の準備をしっかりと進めて行きましょう!!
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