【教室便り】八木教室
【新高校生】高校数学Vol.2
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
数学編の2日目です。
本日は
絶対値です。
中学校までの絶対値は曖昧な教え方でした。学校によってはとりあえず-を外した数を書けば良いというケースもあります。
絶対値の考え方はシンプルで、数直線上において、0からどれだけ離れているかです。
|-2|であれば、-2は0の点から2つ離れているので、|-2|=2となります。
それだけです。では、|1-√2|はどうでしょう。
√2>1なので、1-√2は数直線上で0から-1+√2離れていることになります。
若干難しそうに見えますが、要は距離の問題です。
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〜10年・20年先にも続く自信を育てる。〜
KEC志学館個別 八木教室
〒634-0078 橿原市八木町1丁目7-39 林田ビル1階
TEL : 0744-23-6660 担当 齊藤
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【新高校生】高校数学Vol.1
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
高校から課題も出て、いろいろ苦戦している子もいるのではないでしょうか。
そんな高校数学の序章だけ、1週間ほどかけてお伝えします。
本日は「数と式」についてお伝えします。
これは高校入学して一番最初に学校で行う数学ですね。
畝傍などは自分で予習してもらって授業ではほとんどしませんが...
高校で数学をするにあたってかなり重要です。計算できないと何もできないですからね。
前半の展開公式は中学校の教科書に載っているものと全く同じなので、説明は割愛します。
復習したい場合、中学3年生の教科書と照らし合わせてやると良いです。
最初に悩むところは「因数分解」です。
中学校までは和と積の一致を考えるだけで済みましたが、高校はそこまでぬるくないです。
そのために「たすき掛け」というものを習います。これも畝傍だと個人の予習にゆだねられます。
例として、2x^2+5xy+3y^2-3x-5y-2で見てみましょう。
段取りとしては
① 軸とする文字(今回はx)を決める
② それに合わせて2乗の式を作る
③ たすき掛ける
2x^2+5xy+3y^2-3x-5y-2=2x^2+(5y-3)x+(3y^2-5y-2)...②のところです。
=2x^2+(5y-3)x+(y-2)(3y+1)...yの2次式を因数分解
ここで、x^2の部分で係数2は2×1、(y-2)(3y+1)は(y-2)×(3y+1)と考え
2×(y-2)+1×(3y+1)=5y-3となるので
=(x+y-2)(2x+3y+1)となります。
後半が若干難しいですが、計算はTHE基礎なので演習量×向き合った時間です。
ここを乗り越えると、2次関数や2次不等式の理解が早まります。後の自分への貯金です。
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【中学生】奈良県公立高校入試英語
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KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
5日間かけて奈良県の公立高校の問題について感想を書いています。
今日は英語です。
1:リスニング
2:会話文
3: 長文
という流れでした。
総問題数は21問で、うち6問がリスニングです。
リスニングの配点は12点で約10分なので、30分で15問の問題を解く形になります。
見直しを考慮すると、20分で15問という流れでしょうか。
会話文も長文もそこそこのボリュームな上に英作文が2題で1つは自由英作です。
英作文が2つで6分かかったと計算すると...
残りが14分で13問、更に会話文の読解が3分、長文の読解が5分かかると考えると残りは6分で13問です。
実はかなりぎりぎりです。
会話文も、長文も内容は難しくありませんが、脚注が多いので、読みつつ長文を読んでいるとかなり目線がずれます。
脚注は一見で覚えた状態で読むと良いでしょう。
1問1問の問題自体は難しいものはありません。
脚注にない単語で難しいものはありませんし、実は文章内容も脚注で概ね把握できます。
次年度以降の受験者のためのまとめ
英語は早読みがそれなりには必要です。
そのためには日々教科書をスラスラ読めるだけの音読練習はしておいた方が効果的です。
スピーディーに英語を読みつつも同時に内容理解できるだけの訓練は必ずしておいた方が良いと感じました。
自由英作文については、当教室は自由英作用の授業もありますので、夏や冬に受けていれば大きく外れた内容を書くことはありません。
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【中学生】奈良県公立高校入試国語
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KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
5日間かけて奈良県の公立高校の問題について感想を書いています。
今日は国語です。
問題としては
1:小説
2:古文 (漢文)
3: 評論
4:作文
という流れでした。
内容の大きな変化点は、楷書がなくなったことです。
得点源に考えていた子も多かったと思うので、戸惑いがあったのではないかと思います。
比較的記号問題は多かったので、何かしら書けた答えが多い子もかなりいるのではないでしょうか。
総問題数は20問で、作文に10分と考えると19問を25分(見直し時間を5分とする)で解く計算です。
1番の小説は読みやすいものです。
「知る」ということがどういうことかを問う問題ですが、後半パートに筆者の伝えたいことが凝縮されているので、問題も解きやすかったのではないかと思います。
2番で奈良県の古典パートに漢文が出題されたのはかなり久しぶりです。レ点や一二点をきちんと用法を覚えていた子が優勢になりますね。
3番の評論も文章自体は難しくありません。しかし、哲学的で抽象的な表現が多いため、国語の苦手な子からすると結論の見えない話だったのではないでしょうか。
(1) の「と」の用法は簡単です。選択肢の文章もかなりわかりやすく消去法できるようになっているので、諦めずに読めば大丈夫でした。
(6)の記述問題も、傍線部の一文も終始読むことが鍵でした。文の最後に言い直すとあるので、次の文章がそのまま答えになります。
4番の作文は曲者です。
めくる めぐる 本の世界
この標語で使用されている用法を見極めなければ一文目が書けないという事案が発生します。
本を「めくる」と本の世界を「めぐる」という部分を見つけられればあとは大丈夫です。
まとめとしては、
今までは楷書や作文で点数を取ろうという戦略も1つとしてありましたが、とりあえず楷書はなくなりました。
来年も無いと思われます。シンプルな文章読解力と小学校6年生レベルの漢字力が更に必要です。
もちろん、作文も0点で良いわけではありませんので、表現技法を勉強した上で複合的な作文力をつけましょう。
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KEC志学館個別 八木教室
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【中学生】奈良県公立高校入試社会
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
5日間かけて奈良県の公立高校の問題について感想を書いています。
今日は社会です。
問題としては
1:弥生~第二次世界大戦
2:地図の見方(距離・海洋の特徴)
3: 公共事業・選挙
といった形でした。
総問題数は26問で、大きく変動はありません。
社会の難易度は大きく変わらずに比較的努力が報われやすい形だったと感じます。
特筆してこの問題が難しいなどということはありません。
強いて言うのであれば、1番の(11)が前後の文脈から名誉革命と政治のしくみという文言を読み取ったうえで、それに則った記述が必要でした。これは国語力がかなり必要です。
まとめとしては、
歴史が22点・地理14点・公民14点の配分でした。これは毎年ほとんど変わりません。
歴史は幅広い時代からの出題が多いですが、求められる問題自体はそこまでレパートリーがありません。
急いで点数を取りたい場合は、歴史の1問1答などでの勉強をお勧めします。
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