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KEC志学館個別八木教室の辻本です。

さてさて6日に奈良県の私立高校の入試が終了しました。

本日は橿原市からの受験者も多い奈良育英高校の今年の入試問題の分析をしていきます。

今回は数学編です。

【1】小問集合　

こちらの問題は去年と比較しても特に変化はありませんでした。

正負の数や平方根の計算、式の展開などが出題されています。

公立高校の小問集合よりも少し難易度が高い程度です。

【2】方程式の計算

この問題も去年と比べ問題数であったり、難易度は変化ありません。

例年通りの対策が通用する問題となっています。

【3】小問集合

反比例や確率、図形などの小問集合ですが、去年よりも問題数が減少しています。

出題の傾向については特に変化がありません。

【4】数に関する問題

一番大きく出題傾向が変わった問題です。

去年も同じ内容が出ていますが、今年から問題が会話文形式になっています。

問題文を読んで流れを理解しないと解けない問題となっており、圧倒的に文量が増えています。

【5】図形

こちらの問題も特に変化はありませんが、去年よりも少し文量が多くなってきています。

【6】関数

こちらの問題に関しても去年よりも文量が増えています。問題の難易度や問題数に関しては変化がありません。

【総評】

大問数や問題の出題範囲に大きな変更はありませんが、全体的に問題文の文量が多くなっています。

公立入試においても近年では問題文の文量が増えているので、今後も増加することが予測されます。

数学の問題を解く力も必要ですが、文章を早く正確に読む力も必要になります。

明日は英語について書いていきます。

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