【教室便り】八木教室:高校生・高卒生
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共通テスト分析⑥【数学ⅡB編】
ブログをご覧のみなさまこんにちは
KEC志学館個別八木教室の齊藤です。
6日目ですね。今日は数学ⅡBです。全体的に見ればそこまで難しくなかったように思います。考える時間は例年以上に取れたように思います。
1問目
【1】三角関数
三角関数の合成問題でした。最初は正弦を用いて出し、2番目から突然の余弦の登場でしたね。困惑した受験生は演習不足です。割とチャートなどでも別々の問題として捉えれば類題は登場していました。
【2】指数対数
前半は誘導に従っていれば勝手に答えが出る形式でしたね。ここはみなさんいけたでしょう。対話形式になった途端、情報過多な割に1問というコスパの悪さが際立ちました。捨てる選択肢もありです。
2問目
微分積分
(1) はグラフの共通点を見出す問題で、関数の基礎問題だったと言えます。(2)は(1)の上位互換のような問題で、この問題自体計算量はそこそこありましたが、難易度はさほど高くありませんでした。試行テストの問題と少しだけかすっている印象です。
3問目
確率と統計
この単元嫌いなので私は選びませんね。ゆっくりと解いてみた印象としては、実はすごく標準的な難易度の問題でした。私のような偏見で判断した受験生は少し後悔したかもしれませんね。教科書レベルの説明文長いバージョンです。
4問目
数列
文字が若干多めで数学嫌いな受験生はすごく嫌だったんじゃないかと思う問題でしたが、心を無にして誘導に素直に流れて解くとあっさり終わりました。(4)は「数列とは」と言える問いかけであったことから、ここだけは思考を深める必要がありました。
5問目
ベクトル
(1)が平面図形で誘導通りに従えばあっさり終わる問題でした。その勢いで(2)にいくと触ったことの無い空間図形が登場したのでため息がでました。誘導に従えばさほど難しいものではないですが、一度混乱して樹海に入り込むと返ってこれなくなる恐れのある問題でした。個人的に好きです。
これから共通テストを受ける方へ
ⅠAとさほど変わらず試行テストをまずはきちんと解いておきましょう。
そこまで変化した問題であった印象も無いので、対策は取りやすいです。来年は難化するかもしれませんが...
まずは多くの問題を演習し、「教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら導く」という作成方針に惑わされないように様々な性質を知っていきましょう。
在籍校
・今井小学校・耳成南小学校
・八木中学校・橿原中学校・大成中学校・聖心学園中等教育学校・奈良女子大学附属中学校
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