ブログをご覧のみなさま　

こんにちは。

五位堂教室の菅谷です。

受験生の皆さん、大学入学共通テストはどうでしたか？

良かったにせよ悪かったにせよ

きちんと振り返りを行って次につなげていきましょ！！

ということで、

今回は数学IAの問題を見ていきましょう。

第一問

[1]２次方程式　※会話文あり

因数分解、２次方程式の解、平方根の計算、整数部分の評価、有理数の条件の問題。(3)は見慣れない問題だったかもしれないけれど、会話文がヒントになっていて落ち着いて解けばとれる問題。

[2]三角比　※問題の流れをつかめるかが分かれ目

(1)のヒントに気が付き、示された図形の性質が見抜けるかがポイント。設問だけを追っていくと難しい。また、状況に応じてどの公式を使うべきかの判断も求められる。

第二問

[1]2次関数　※読解力が求められる

計算自体はさほど難しくはないが、問題文が長く、設定や条件を整理する能力が求められる。受験生からも"全然問題が頭に入ってこなかった"との声が上がっていた。時間制限のある中で、この手の問題を解く訓練は積んでおいた方が良いだろう。

[2]データの分析　※読み取りスピードが求められる

箱ひげ図、ヒストグラム、散布図の読み取り問題。計算はないが、量が多く、早く正確に読み取ることが求められる。

第三問　確率（選択問題）　※結果について誘導で考察させる問題

(1)で求めた結果を(2)以降で考察して応用させていく流れとなっている。時間が制限されている中で、上手く情報を整理して簡潔に解く方法を見抜くことがポイント。

第四問　整数の性質（選択問題）　※誘導が少ない中で考察させる

1次不定方程式の問題。後半は自力で方程式を立てて解く必要があり、誘導も少なく難しいかも。

第五問　図形の性質（選択問題）　※正誤問題あり

問題文を読み解き、図形を自分で描きながら解いていくことが求められる問題。知っている図形の性質を上手く使っていけるかがポイント。

基本的には試行調査と大きな傾向の変化はなかったのかなと思われます。

予想されていた通り、文章をたくさん読んで理解する読解力、そしてその情報を時間内に整理する処理能力や知っている知識から答えにたどり着くまでの思考力が試された問題だったように感じられます。

問題文に日本語が多い問題、図形や式が与えられていない問題に慣れていくと良いでしょう。

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