KECっ子の挑戦日記
これからの人生の土台となる「心」と「力」を育てる。
9月になって、本格的にプログラムが開始しました。
「玉井式国語的算数教室」や「KECこども英語教室」といった塾ならではのカリキュラムもスタートし、毎日がチャレンジでいっぱいの子どもたちです。
こんな風に書くと、毎日時間割のようなカリキュラムが組まれていて、子どもたちは教育を与えられてばかりなのでは...?というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。
幼児教育において、一番大切なことはやはり「遊び」です。
大人が正解を与えることが子どもたちの学びになるわけではありません。子どもたちは遊びの中で試行錯誤を繰り返すことでいろいろ学んでいくものです。
KEC保育園では、様々なブロックやパズル、工作、時には体中絵の具だらけになりながら遊びます。夏は水遊びもたくさんしましたし、少し涼しくなった今の時期は砂遊びもたくさんします。
大きな布の上にボールを乗せてゴールまで運ぶ遊びなど、お友達と助け合わないとできない遊びにも取り組みます。「どうしたらうまくいくかな?」と考え、失敗を繰り返しながら、遊びを通して人と関わり、気づきを通して心を成長させていきます。
そういった環境作りと言葉かけが、私達スタッフにとって重要なことだと思います。
「みんなでこれをやろう!」と協力し合う日もあれば、
自分のやってみたい遊びを選んでとことん楽しむ日もあります。そんな日には保育士は子どもたちの様子を観察・記録し、「子どもたちはどんなことが好きなんだろう?」「今この子はこれをやっている、次どんなことをするだろう?」と考えをめぐらせながら次の活動を用意していきます。
先が予測できない新時代。そんな時代を生き抜いていかなければならない子どもたちに本当に身につけてほしいのは、壁にぶつかった時に乗り越える力や、自己肯定感といった、これからの人生の土台となる「心」と「力」を育てること。
私達は、園を巣だっていった子どもたちが、10年・20年後に活き活きと社会生活を送ることができる力を身につける基礎・土台となる教育を大切に、これからも保育を行っていきたいと考えております。